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過去メルマガ2011年7月号~FP竹本隆之
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2019/05/06

過去メルマガ2011年7月号~FP竹本隆之

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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2011年7月号)
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梅雨明けしていませんが蒸し暑い毎日です。まだ6月が終わったところなのに
すでに扇風機あたりまくりです。先日公園でちびっ子たちが水遊びしていました。
一緒に遊びたい気持ちになりましたが、ここで行動をおこすと変なおじさんと
見守るお母様方に思われたら困るので我慢していました。

  ●中途半端な社会保障と税の一体改革
  ●日本の景気はどんどん悪くなる?!
  ●300万円以上の買い物、何度経験ありますか?
  ●自分は何にお金を使うと幸せになれるのか、を考える

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●中途半端な社会保障と税の一体改革
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前回のメルマガでも少し触れました、「社会保障と税の一体改革」、やっと方針が
出ました。

 『経済状況好転を条件に、2010年代半ばまでに消費税10%にする。』
  
なんとも中途半端です。
じゃあ経済が悪いまま続けば、どうするの? 国債をどんどん発行するの?
全然方向性が掴めません、取りあえず言っておきましたみたいな感じです。

本当に財政のことが分かっている国会議員なら、

  経済が今のままなら、消費税10%
  経済が好転すれば(5年間GDPが2%なら)、消費税5%

と例えばこんな数字ではっきり示して貰いたいものなのですが、そりゃ、増税するか・
しないか?と意見を聞けばみんな増税しないで欲しいと思うのは当然で、国会議員も
この感覚で言っているのなら、大したことありません。

そもそも経済が好転すれば、法人税も所得税も増えるから、その分の消費税増加は
抑えられるはず。というより景気が悪いからどんどん税収が減っているという点にも
目を向けて欲しいものです。

(※GDP2%アップで10兆円GDP増加、ここから国に入る税収が1~2兆円)

会社の社長が、売上げアップしないと給料上げませんと宣言して、どうやってアップ
させるかは全然考えていないみたいに感じます。経済好転を条件にするのならその
方策も同時に示して欲しいものです。

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●日本の景気はどんどん悪くなる?!
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最近日本経済の記事を読むと、「ゆで蛙」(お湯になって最後死ぬ)とか、
「真綿で首を絞める」とかいう状況だという記事が増えてきています。

私自身もどんどん悪くなると思っています。電力不足による生産活動消費行動の
減少、国債負担の増加と、それに、冒頭の増税。

でも心配していません。

いつも書いています「お金=幸せではない」時代が来るからです。
もっと具体的に言うと、給料が少しずつ減っていってもそんなことに関係なく
幸せな暮らしをする人が増えてくる、という時代になるからです。

だってこれをお読みの皆さん、すでに給料減っていませんか?
少なくとも1度や2度の長期の給料カットやボーナスカットを経験されていると
思います。それで不幸かといわれると不幸とまでは言えないなという感じでは
ないでしょうか。

発端が山一證券破綻とかの時代だとするともう15年以上続いているわけですね。
だから40歳代以降からお年寄り世代は、景気が悪いことが苦痛です。
若い人たちは苦痛に感じたりしていません。苦痛だとか不幸だとかを感じないまま
しっかり今を楽しんでいる、そして徐々に昔世代からも発想転換する人も増えてる。

断捨離、なる言葉が流行るのもそういう一旦、というわけです。

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●300万円以上の買い物、何度経験ありますか?
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普通のサラリーマンが、一生の間に高額の買い物をする時はいつかというのを考え
ますと、実はほとんどないことがわかります。

  結婚式、自動車、住宅(土地代含まず)
  それと、お葬式

若い人たちが、「結婚式も質素に親戚だけで」「車は買わない」「住宅は親の
家に2世帯、あるいは、賃貸か中古で安い家に住んで、将来、親の土地に家を
建てるかリフォーム」

人生の大きな買い物が、ころんと変わってきているのですね。

戦後のモノのない時代からどんどんモノを増やしていったのがお年寄り・団塊世代・
40歳代まで。
今の若い人は生まれた時からモノに囲まれているのです。無駄だと思うものも
数多く見てきているのですね。だから、こんなもの買う必要あるの?という
ところからスタートラインがあるわけです。

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●自分は何にお金を使うと幸せになれるのか、を考える
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80歳代のご夫婦です。家は2軒、どちらも本人曰く、「倉庫のようにモノがある」

  「20年前に譲って貰ったミシンがあるんです、とっても貴重なモノらしくて」
  「裁縫されるんですか?」
  「いやいや、もう老眼鏡かけても針に糸を通せませんから。
   歯車の所が壊れていて修理に7万円くらいかかるそうなんですけど、
   やっぱり直した方がいいですよね。」
  「使わないんですよね。直す意味ありますか?」
  「でも貴重なミシンらしいんですよ」

これは実際にあった会話ですけどね、ここまで極端ではないとしても、よく似た
ような部分は、誰にもあるのではないかと思います。
例えば私の例で言うと、10年以上使っていないフィルム式のカメラ、古いパソコン
動かないバイク・・・・

本当に必要なものにお金を使う、これがなかなか難しい。
不要な物にはお金を使わない、これが、やっているようでいて実は非常に難しい。
例えばうちの実家、親一人で、2階はもう使っていません。無駄な物にお金を使った
訳ですね。

現役中とくに子育て中は子どものことで精一杯って方が多いのですが、それが年齢が
経ってきてお年寄りなってくると収入は年金のみであと足りない部分は貯蓄の取り崩し
になります。
この時このお金を上手く利用してこそ、幸せになります。

今、老後が長いのですね。平均でも20~30年あります。これをどう有意義に使うのか
時間とお金をどう利用するのか、これをしっかり考えると、素晴らしい老後が待って
いるし、例え、現役中が少々面白くなくてもチャンスがまた到来する、ということに
なるのではないかと思います。

給料や年金が下がる(あるいは増税になる)という時でも、どうすれば幸せに過ごす
ことを考えれば良いか。たぶんライフプランが重要になってくると思っています。
これを私の仕事としてどうアドバルーンを上げればいいのかなぁと考える毎日です。


「この図面、何?」「お客さんの家の設計図、家相見て欲しいって」
3LDKと部屋数は少ないものの、リビング24畳に流行のアイランドキッチン、
しかもリビングの上は吹き抜け。(親は易者です)
「ふーん、、、あまりエコじゃないね。冷暖房費凄いよ、これ」
「まあ住み始めて気が付くんだろうけど、でも、従業員数百人の次期社長さんの
家だからいいんじゃない?」「○○さん所の息子さん?アメリカ駐在してたんじゃ」
「うん、今度日本で結婚するんだって、それで親が家を建てるからって」

まあいらぬお節介でした、というか独り言でした。
電力不足です、本当に不足しているのか世の中無駄な電気も多いんじゃないかと
少し懐疑的な部分もあるのですが、とりあえず皆様、熱中症には気をつけてお過ごし
下さい。

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  ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
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