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2018/10/24
彼・彼女に料理を教える第一歩(豊かな料理生活)
●料理が出来るか出来ないか! 私がこんな事を書く理由
料理できますか・出来ませんか?
→FPがこんな事を書くなんて。。。でも豊かな生活になるのですよ
しかしこんなことを私に言われなくても、と思う人も多いでしょう。
私の主人・奥さんはそんなことないよ、という人も多いでしょう。
だけどっ! 現実には、配偶者が倒れたり、あるいは亡くなったりして困る人が多いのです。
今の時代なら弁当宅配もありますから、現実にはお弁当でよければお金で解決出来ます。
しかし、お金で解決したいことは、他にも山ほどあるはずです。
そんなときに、日々の料理・日々の生活で、心豊かになるには! と考えたときに、料理が全く出来ないのは淋しいのじゃないのかな、という私の老婆心であります。
もし、夫婦両方が料理が得意だったら。得意まで行かなくとも2~3日くらいは自分で料理できるくらいの配偶者がいるとしたら、とても生活も気分も楽じゃないですか?
●料理できない人も、まだまだ多い
一時期、弁当男子が流行りました。それに、昼間のスーパーに行くと、定年後らしき男性も非常に多く見かける時代となりました。息子さんらしき人が、車椅子を押して(たぶん認知症の)親に「今日は何食べる」と声を掛けながらお買い物している姿も珍しくありません。
一方で、私がライフプランのお話しを聞いていますと、
・来年はご主人が定年で
「うわぁ毎日亭主が家にいる。お昼ご飯さえ面倒。私だけなら適当に済ますのに」
なんて、気に病む奥さんもいらっしゃいます。
・家事全般を担っていた奥さんが、脳梗塞か何かで倒れて、その後の毎日がアタフタ何もかも皆目分からない、とおっしゃるご主人もいらっしゃいます。
若い人でも男女にかかわらず、料理をしたことが無いという人も少なくありません。
「恥ずかしながら、結婚するまで料理には縁がありませんでした」という奥さんも多いのです。
でも今の時代は、コンビニもありますし、スーパーでもいろいろな総菜を売っています。
“中食市場”と言われているように、家で食べるけど中身は買ってきて時短家事!、これが現在のスタイル。
第一、共働きの夫婦だけの世帯なら、保育園の子どもの送り迎えが必要な夕方から夜8時くらいまでは、猛烈な忙しさのはずで、“中食”が流行るのもうなずけます。
この配偶者もいざとなれば料理が出来ること!
これは、変なことにお金を使って、憂さ晴らしするよりも、いいかもしれないですよ。
ということで、「料理が出来ない彼・彼女に料理を教える方法」の一例です。
●まずは、カレー屋(外食)さん
一応ここでは、全国的に有名なカレー屋さんのチェーン店を想定しています。でもメニューが豊富なところならどこでも構いません。
(これはあくまでも一例ですので、他のものでも応用可能です)
今、カレー屋さんに行くとものすごくバリエーションの豊かないろいろなトッピングメニューが目に入ります。定番の「カツカレー」や、「ソーセージ」。ちょっとしたトッピングの「チーズ」。変わったところだと「納豆」なんかも。
そう! カレーはいろいろ変化を付けられるのです。この変化を楽しむことを、まずは、覚えて貰いましょう。
カレーはレトルトのが一杯売られていますね。もちろんこのレトルトの種類(メーカーの違い)を楽しむのもアリだとは思いますが、それはこの本題ではありません。本題はトッピングの方。
「今日は、何をトッピングしよう」・・・これが最初の一歩。
次に、ソーセージなら切り方・炒め方。どかんと目玉焼きを載せてしまうのもいい。
これくらいだと料理する感覚ではないでしょう。料理が初めての人は、これくらいが丁度良い! はずです。
(料理はそんなに面倒ではなく、いろいろ味が楽しめる・作り込める、という魅力を知って貰うのが目的です。)
●例えば、「月1回とか週1回とか」のルールを作る
「レトルトカレー」+「好きなものでトッピング」
ルールを作ると、「今度はこれにしようかな」とか「こっちはどうだろう」と日頃から考えるようになります。ここが大事。
というのは、いきなり「今日はレトルトカレーで」「明日は・・・」と突然言われると、気分的に“ムっ”とする人も多いのです。だから、ルール化です。
もしこれが、定年というタイミング(あるいは、保育園のある日とか、早出・遅出が重なる日とか)、こういうタイミングで、ルール化してしまえば、その日は料理をしない方はお休みの日になるという訳。
さらに良いことがあります。食材の値段がだんだんと分かってくること。(野菜も肉も揚げ物・フライも全然値段を知らない人も結構いらっしゃる)
もし、旬の食材まで分かるようになればしめたもの♪
●「衣食住」で、最後まで自分の自由がきくのが「食」
この前、老親の付き添いで病院に行ったら医師が「やっぱり自分で食べている間が元気なんですよ」とおしゃっておられました。
私自身、世の中が高齢化社会なので、やはり、この手の層のご相談が多いのですが、「衣食住」が生活の基本とすれば、老後に最後まで自分の自由・わがまま・意見・要望に手が届きやすいのが食。
例えば、どうしても弁当になっても、サンマが出てくれば秋だなぁと感じられる。タケノコが出てくれば春だなぁと感じられる。この感性。こういう感性は一朝一夕にはできないのです。
食を豊かにする! 豊かな人生、最後の砦!とさえ思っています。
もし、これをお読みの方がまだまだ若い方・元気な方で、かつ、自分か配偶者が料理が出来ない人であったなら、まずは、カレー屋さん → 自分でトッピング → さらに料理の幅を増やしていく。 オススメですョ♪
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