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富を作りだす老後(その4)【連載】
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2018/09/07

富を作りだす老後(その4)【連載】

『富を作りだす老後~6つの選択』

◆老後の選択3 居心地よい場所、まず家族!

 
 自分にあった居心地のよい場所、見つけられそうですか?
 
 このときに忘れてはいけないのが、家族との関係です。密接に気を配る必要はありません。でも、ほんの少しの相手を思いやる心、これが無ければ、いつか破綻します。
 よく言うじゃないですか、「夫婦げんかは犬も喰わない」。だけど、その後の仲直りが大事。
 
 

●家族との距離感は、お互いを思いやる心から

 
 
 私の友人は、「結局オレがいつも謝ることになるんだけどね。でもそれが長続きできる秘訣」なんて言っていました。とても立派な友人です。
 
 今や二世帯・三世帯住宅も多いですし、たとえ同居していなくても、家族の中では、この思いやる心を忘れちゃいけません。そしてときどき、態度で示しましょう。
 
 身近な人を思いやれない人が、他人を思いやる事なんてできません。そうすると人間関係は、徐々にしだいに消滅して、いつかは、淋しい老後生活。

 こんな例もありました。
 ご主人が退職金で家を新築ました。退職後にこの家は古すぎてそろそろ、、、まではは前々から相談ずみのこと。でも、

   ご主人は、→ 「絶対に、和風建築の家!」
   奥さんは、→ 「都会の便利なマンションが良い」

 離婚騒ぎです。だって、ご主人もう建築士と相談始めちゃってたんだから。
 
 こんな事にならないように、まずは「家族への思いやり」。大事にしてください。
 
 

●熟年離婚・成田離婚、離婚数は増えている

 
 その昔、「熟年離婚・成田離婚」という言葉が流行りました。
 
 総務省の人口動態統計によると、日本の離婚件数は、一時期のピークは過ぎたものの、まだまだ高水準。とくに全体数は減っても、高年齢離婚は横ばいか増加傾向です。
 
 私の周囲を見回しても、結構身近な知人や同級生でも、バツ1・バツ2は、かなりいます。
 
 居場所がないから離婚するのか、居場所を求めて離婚するのか、ここでは居場所を作れないと決断したから離婚するのか、、、まぁ事情は人それぞれでしょう。だから、「するな」とも言えませんし、「した方が良い」とも簡単には言えません。
 
 私も仕事がら、こちら関係の相談が全くないわけではありません。
 でも、できれば仲良くやって貰いたい。この気持ちは当然いつも持っています。
 
 だから、若いご夫婦で少々無理な住宅ローンをお考えの時なんかは、「キャッシュフローの問題だけじゃなく、このご夫婦、充分やっていけるかな」なんてことも考えます。いや正直、金の切れ目が縁の切れ目じゃないですが、金銭的問題で喧嘩ばかりという家庭もあるのです。
 そんなことになるんだったら、そんな無理なローン組まなかった方が幸せだったんじゃないか・いや、賃貸の時の方が幸せだったんじゃないのか、と思うのですね。 
 
 もう一つ、あえて書いておきます。
 
-- 会話が無くても心の底では【信頼】しあっている
-- 実は、経済的その他で【依存】しあっているだけ
 
 この【信頼】と【依存】は、紙一重です。
 
 ある日突然の離婚話!
 →これは、先に気づいた方が気づいていなかった方に、突然やってくる!
  
 だから、家が安心できる場所! そのためには仲が良いこと!
 これ幸せの基本だと思うのです。それは、ほんの少しの思いやりからです。
 

●「他人の芝生が青い」はすでに初期症状

 
「他人の芝生が青い」、こう思い始めたら、「自分の居場所がないのかな」、と気づいて欲しいと思っています。
「あいつは良いよなぁ」とか、「あいつのせいで、こうなった」とか、こんな事を思ったときです。
 
 結局ね、こういう事をいくら考えても、自分自身は、「楽しく暮らせない。全然変わらない」ってことを早めに気づいていただきたい。
 
 自分が楽しくなければ、人生面白くないのです。
 そのために、居場所を作る! そのための時間もある!
 
  ・・・幸せな老後生活の第一歩です。
 



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