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メルマガ2016年11月号~京都のFP竹本
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2019/05/13

メルマガ2016年11月号~京都のFP竹本

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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2016年11月号)
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 随分と秋めいてきて、少しずつ暖房器具が登場しはじめました。とりあえずは、電気ひざ掛けと足元マット。「氷・こおり」と冷たい飲み物だったのが、あっという間に、暖かい飲み物になりました。
 紅茶の美味しい季節です(←いつもは、コーヒー派なのに、春と秋だけは何故か紅茶が無性に飲みたくなるのです)。
 
【今月の目次】
  ●マイナス金利で、国債を買っているのは、「日銀」だ!
  ●大統領選、どっちが勝つ?
  ●企業合併、大流行の訳
  ●働き方改革、「生産性向上」は、どこへ行った?
 
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●マイナス金利で、国債を買っているのは、「日銀」だ!
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 ここ数ヶ月、よく、「マイナス金利で誰が国債を買っているのか?」とか「なぜ銀行はマイナス金利でも国債を買うの?」と質問されるようになりました。
 今、国債を買っているのは日銀です! 1100兆円の借金のうち、実に4割が日銀保有です。(←日銀資金循環統計より)
 
 この5年ほどで一気に3倍ほどに膨らみました。だって「日銀が年間80兆円の国債を買い入れる!」と宣言したからですね。かわりに銀行などの民間が持っていた国債が減っています。
(新規発行額より、日銀買い入れ額の方が多いから)
 
 で、日銀の政策の本家本丸・一丁目一番地が「2%の物価上昇」。
 しかしながらもう数ヶ月前からメルマガにも書いていますが、足もとのCPI(消費者物価指数)は下落(前年比▲0.5%)。実に、7ヶ月連続です。GDPも一応プラス、実質賃金や有効求人倍率などの雇用指標も若干ながら向上。
 
 ・・・なのに消費が伸びない。ナゼだ?
 
 次のGDPも天候不順に災害の影響で、伸びは鈍いと思われます。
 
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●大統領選、どっちが勝つ?
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 さて、11/8 アメリカ大統領選の投票日です。
 でも、なんだかレベルが低い(;_;)
  クリントンさんとトランプ氏どっちが勝つか? 今のところクリントンさん、やや有利。でも接戦ですから11/8に決まらずに、その後の各州の選挙人による投票まで、もつれるかもしれません。
 
 経済的には、アメリカ年内利上げがあるのかないのか? 今月のFOMCに注目です。一方で、大統領選の結果が出るまでは動けないという噂も。
 
・・・実は最近、
「アメリカ衰退、長期景気低迷の始まりかも」
という人が増えてきました。
 → ということは、これから金(ゴールド)が上がる?
 
 ところで、フィリピンの新しい大統領、フィリピンでのトランプ氏と言われた暴言癖のドゥテルテ大統領が先日訪日されましたが、日頃の言葉はともかく、見事に中国と日本から多額の資金協力を約束させました。ある意味、すばらしい外交手腕です。
 
 日本の外交も、“ハッタリかます!”。これ、もっと勉強するべきかもしれません。最近、対中国・対韓国・対捕鯨に対核兵器、、、、外交が真面目過ぎる気がします。
 
  ・・・もちょっと上手く立ち回って欲しいなぁ
 
 いずれにせよ、GDP世界一のアメリカ大統領。ハッタリという点では、トランプさ
ん、巻き返すかも?!
 
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●企業合併、大流行の訳
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 最近、企業合併流行ですよね。
 理由は簡単、人口減少とか限界集落とかで、市場が縮小するから。(とくに国内)
 
 で、例えば、2軒の牛丼屋が並んで競争して建っていたのに、もしこの2社が合併したらどうなりますか?
 普通の経営者なら、大きなお店1軒にして効率よく回転するようにするか、それかそんなに客がいなくて取り合っている状況ならば、1軒は閉店です。そうして1店舗あたりの生産性を高めるのです。
 
(→これで本当に生産性が上がるかどうかってのは、ちょっと横に置いておくね)
 
 24時間営業のコンビニ。田舎に行くと、夜はほとんど客が来ないなんて所もあります。この部分だけを取り上げれば、生産性はもの凄く落ちています。これも真夜中にお客がいなくても煌々と明るい2軒のコンビニがあったとして、もし両者が合併すれば、、、、片方は閉めた方が生産性が上がる。
 
 反論もあるでしょう →例えば、 
 
  ・企業間の自由競争があるから生産性が上がるんだ!とか、
  ・共産主義的な計画経済は、破綻したじゃん!とか、
  ・今ほど、ブランドイメージが大切な中で2軒を1軒なんて出来ない!とか
 
 こんな別の面から見る人もいるとは思いますが、生産性向上は気合いだけではとうてい無理!!! ・・・気合いでやると、ブラック化します。
 
 これのもっともよく分かりそうな例が、とある牛丼屋のワンオペ問題
(→ 夜間に一人で牛丼屋を回すってやつ)
 
 一人で回せ無いほど忙しいなら、
 
  ・一人で回せるシステムにするか
  ・二人で回すか
 
 どちらにしても、単純に一人あたりの作業が変わらないなら生産性は上がらない。
 
 生産性向上、これ、GDP上昇の推進力です。
  → どうも忘れ去られているような
 
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●働き方改革、「生産性向上」は、どこへ行った?
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 働き方改革で、生産性向上があまり取り上げられません。
 安倍政権の目玉のひとつ、働き方改革。これ、最初は裁量労働制=年収1200万円クラスの人は残業無しにして成果主義にしよう♪、なんていうのが目玉だったはず。ホワイトカラーなんとかって呼ばれていました。
 (→ホワイトカラーエグゼンプションです)
 
 でも「残業代ゼロ」という部分が強調されたためか、労働界からの反発が強くて最近はあまり聞かなくなりました。
 で今、「働き方改革」というと何を思い浮かべます? 二つあると思います。
 
 ・同一労働同一賃金 →正規と非正規の時給差を減らそう
 ・多様な働き方 → 短時間勤務・在宅勤務・
           取りやすい休職(産休育休・介護など)

 これ、いずれにしても、生産性の向上を抜きには本来語れません。でないと、「仕事量は同じなのに残業するな→サービス残業→ブラック企業」の道と同じになります。
 
 もちろん、規制して違反してブラック認定して「見せしめ」を作って、その結果、制度を推し進めるっていう方法が無いわけではありませんが、もの凄く遠回りなうえに、実効性や抜け道の懸念が残ります。(はっきり言ってそんな悠長なヒマがありません。そんなことしていると日本は社会保障負担で押しつぶされます。社会保障の伸び以上の経済成長をしなきゃいけないのです)
 
【じゃあどうするか?】
 → この部分(生産性向上)は企業任せにしたままで、

 ホワイトカラーなんとかとか、同一労働同一賃金とか、
 多様な働き方とか言ってるわけ。・・・かなり、無責任!

 安倍首相の悲願は親の代からの「憲法改正」というもっぱらの噂。でもそれ以前に
これからの日本経済をどう強くするのか、こっちの方が100倍大事。
  ・・・景気と社会保障一挙に解決♪

 ただ冒頭で書いたように、公表される数字では
- - - 
  GDPも一応プラス、
  実質賃金や有効求人倍率などの雇用指標も向上
- - -
 
 まるっきり失敗しているわけでもないのに、なぜ景気が良くならない?
 
 いずれにせよ、生産性向上をしないと、日本は危ないのです。とくに介護分野での生産性の向上ができれば言うことないんですが。。。
 
 >>>介護職員の給料がアップ♪


  先月のメルマガで書いた「配偶者控除廃止・夫婦控除創設」の話題はどうも流れたようです。でプーチンさんと北方領土で進展して、一気に解散総選挙をにらんでいると言うのがもっぱらの噂。でもロシアって、チェチェンでもウクライナでも自国内であっても気に入らなきゃ空爆する国なんですよ。領土問題をそう簡単に解決できるとは思わない。
 
 →上で書いたハッタリ外交、多少はあっても良いんじゃないのかな。
 
 
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 ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
 http://www.livelihood.jp/
 〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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