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　【暮らしとお金のアドバイザー】
　　ライブリフッド　プランニング　メルマガニュース
　　　　　　　　　　　　　　　　　（2014年3月号）
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　少しずつ日射しが強くなってきて、もうちょっとで春だぁ、と思っていた矢先に急に暖かい空気がやってきました。と同時に、PM2.5も花粉もね。
　皆さんは春を何で感じますか？　春野菜？イカナゴ？ホタルイカ？
　野道の草花？　プロ野球のキャンプ情報？　卒業式・入学式のニュース？
　
　→　私の春のサインはいつも、
　　　　暑さ寒さも彼岸まで！２月堂のお水取り！　です。
　　　　つまり３月１０日頃、
　　今年の三月は、いよいよ消費税アップ前の最終月　(;_;)
　
【今月の目次】
　●いよいよ消費税アップ！　目先の対策よりも、
　　　　　　　　　魅力的＆競争力が大事
　●取引所閉鎖！　でも仮想通貨ビットコインは
　　　　　　　　　崩壊しない！　と思うぞ
　●ロシアがウクライナを手放すはずがない
　●TPP漂流？　10年先、アメリカと中国どっちが
　　　　　　　　　強い経済圏だ、と言う問題
　
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◆いよいよ消費税アップ！
　　目先の対策よりも、魅力的＆競争力が大事
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　いよいよ消費税が４月から上がります。５％→８％へ。
　定期券は２週間前から買えるとか、値引きされにくくて保存の利く薬とか化粧品は早めに買っておきましょうとか、車や電気製品はアップ後も値引きの可能性ありとかまぁいろいろ対策情報が溢れています。
　私としては、「絶対使い切るようなものだけ買いだめして下さい、目安は半年以内」無理に買い替えたりするものじゃありません。
　
　実は経済ニュースを見ていると、自動車は相当な駆け込み需要が出ています。が電気製品はそれほどじゃない。クレジットでのボーナス払い、これは若干増えている感じ。でも、小物の消費財に至っては、さほど駆け込み需要が見えていません。
　皆さん割りと冷静なようです。結局は春闘と夏のボーナスの結果次第でしょうか。
　
　・・・最近は、消費税駆け込みが小さい分、
　　　　その後の落ち込みも少なく、大きな激震は無い
　　　　ような気がしてきています。
　
　アベノミクスの実感無き景気回復！　この正体は？
　　・輸出が伸びずに輸入だけが伸びている（貿易赤字）
　　・経常収支がそれほど伸びていない
　これにつきると思います。

　競争力をどうやって強めるか？　法人税減税のような薄く広くばらまくようなものじゃなく、成長分野をしっかり決めてそれに邁進する戦略が望まれます。（やってないとは言わないけど、ビミョーにインパクトがない政策ばかり）
　
　日本という国を、一人の個人で例えると、
　「いかに魅力的な人になるか？」
　自分の付加価値をどうやって付けるか？　この話であります。
　
　駆け込み需要で走り回っていても付加価値なんて付いてきません。魅力的な自分作り競争力の強い自分作り、消費税よりとても大事です。
　
（それにしても、消費税増税で、国の借金返すという話はどこ行ったんだ～）
　
　
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◆取引所閉鎖！　でも
　　仮想通貨ビットコインは崩壊しない！　と思うぞ
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　最近「仮想通貨ビットコイン」のニュースが賑わっています。
　ご存じない方のために簡単に説明すると、インターネットの中で生まれる通貨。で、これを現物のお金と交換できる。・・・まぁ物々交換です。
　供給量が決まっているので、欲しい人が増えれば相場価格が上がります。オークションと同じ。昨年の最大時で約１兆円の規模だそうです。
　
　昨年末に「数ヶ月で10倍になって、その後半分になった」というニュースが私が初めてビットコインを知ったニュースでした。
　
　・海外で決済できる、手数料が安い、マネーロンダリングできる
　・ギリシャやキプロスなどの欧州金融不安（銀行一時閉鎖）
　　がない、中央政府が管理していないので、かつ、インター
　　ネットの世界なので金融政策に影響されない
　・関連法案が未整備＝　古物取引でもないし、金融決済でも
　　ないし、単なるオークション開設だけで取引所が運営でき
　　る。＝規制できない。
　・発行体の裏付けがない（日本の紙幣なら日銀が印刷して
　　　政策金利を決めて管理）

　数日前に一般のテレビや新聞でもニュースになりました。これでビットコインを知った人も多いでしょう。日本の取引所、マウントゴックスMt.Goxのサイトが閉鎖され、事務所はもぬけの殻。そしてついに昨日、民事再生を申請しました。負債総額は数十億円ということですが、持っていたビットコインは、400億円規模。
　
　単なる夜逃げかと思いきや、ネットの噂によると、どうやらシステム上の問題から、多額の金（ビットコイン）が盗まれているという話。
　
　日本以外の他の取引所６社は「これはMt.Goxの問題でありビットコインの信頼性の問題ではない」と共同声明。

　ビットコインは、早晩、無くなるか？　崩壊するか？
　１兆円規模（最近は値が下がったので5000億円）の８％分が、どこかに消えちゃった。
　通貨として・システムとしての信頼性が無くなった点は否めません。
　でも私は全然、「こんな訳分からないの仮想通貨なんて無くなるだろ」なんて思って
ません。ちょうどオークション！と同じです。
　
　その昔、ヤフオク（ヤフーオークション）が流行りました。
　私も使いましたし、今でも、忘れた頃に使ってます。当時ほどの人気はありませんし、雨後の竹の子で出来た数々のサイトも、今ではかなり減っちゃいました。
　
　自己責任で取引！
　
　当初は、「誰が出品されているか分からない」なんていう不安や、今でも時々「物が送られてこない」「壊れていた」みたいなトラブルはあります。サイトの方でもいろいろ対策は出来てきました。
　ビットコインも今この時期に来ている、と私は思っています。
　
　
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◆ロシアがウクライナを手放すはずがない
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　ウクライナが不穏です。最近こういうニュースが多いです～。
　タイ与野党も対立してるし、シリアは内戦だし、エジプトもいろいろあったし、もっと前ならアラブの春の国々も。
　
　ウクライナ、旧ソ連の国。
　ＥＵ経済協定に署名しようとした大統領を、ロシアが援助金で思いとどまらせた、というのが元々の発端。ＥＵに近づきたいウクライナをロシアが引き寄せた、そしたら、デモが発展して政権崩壊。ただ南部などロシア寄り住民が多い地域も半分あります。

　国が分断か？　という噂もあります。民主化で、ＥＵ寄りになってロシアから離れていく。
　
　これを黙って見過ごすはずがありません。いざとなれば軍事行動もあるかも。ロシアの黒海艦隊がウクライナにあるのです。
　
　チェチェンの二の舞？・・・ロシアの輸出物（外貨獲得）である石油パイプラインがチェチェンを通っていました。独立を目指したチェチェンを空爆で押さえたのがロシア。　
　同じようにウクライナには、ガスプロムの天然ガスパイプラインが走っています。欧州のガスの25%がロシアからウクライナ経由で入ってくる。
　領土問題とエネルギー問題にはうるさいロシアです。

　さて、これからどうなるか？
　　・・・EU対ロシア
　
　　ロシアが軍事介入しないという仮定なら、結局、金（援助金）を積み上げられる方が勝つ？
（EUに勝たせておいて＝選挙を受け入れどっちに転んでも、ロシアは天然ガスで脅す作戦に出ると見た・・・全くの想像です）
　
　
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◆TPP漂流？　10年先、アメリカと中国
　　　どっちが強い経済圏だ、と言う問題
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　ＴＰＰが暗礁に乗り上げそうです。次回の閣僚級会合の日程さえ決まらず、それでも「前進はあった」と皆さん発言しているみたい。
　
　この「環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）」は、結局は言うまでもなく、中国の経済進出にどう対抗するか？　っていう問題です。
　
　将来十年後、アメリカよりのルールになるか、中国よりのルールができるか。
　日本の今のTPP反対派は「アメリカのルールでは、食品の安全が保てない」だとか、まぁいろいろ言ってますが、将来の経済の主導をどこが握るかっていう問題。
　
　もちろん、アメリカでもなく中国でもなく、日本主導であればこんなに良いことはありません。でもそれだけの力は日本にありません。
　
　こういう視点でニュースも報道してくれればいいのに、二国間とか、参加国間だけのニュースばかり。（しかも密室協議のはずなのにいろいろ報道されるし）
　
　とはいえアメリカも強引です、今年、中間選挙があるから。
（アメリカ大統領選挙は、夏の五輪は本選挙、冬の五輪は中間
　選挙、のある年だよ、と友人が教えてくれました）
　
　参加国も報道者ももう少し大局的に物事を見て欲しいなぁと。中国経済圏かアメリカ経済圏か、、、結局はどっちに転んでもそれなりに物事は進みます。それが市場原理。
　　↑
（我ながら結構、冷めた見方してますね(^_^;)　）　

　 確定申告の季節です。微妙に忙しくなっています。
　還付を受ける人、所得があって税金を払わなきゃいけない人、税金の特例（親からの資金贈与とか）で節税する人、などなど、申告必要な方はして下さい。3/15（今年は土日を挟むので3/17）が締め切りです。　
　
　間に合わない人は、取りあえず表紙だけ書いて提出して、あとで訂正、なんていうウラワザもあったり
　・・・面倒くさいけどね。特例使う人は「期限までに申告」しないとダメですから。

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　　ライブリフッド・プランニング　（竹本隆之）
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