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2019/05/06
過去メルマガ2012年12月号~FP竹本隆之
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2012年12月号)
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寒くなりました! 今年初めての結露取り!
でも。朝晩冷え込むおかげで今年の紅葉は見事です!京都の街は大渋滞、私の使うバス停留所が嵐山行きの途中にあるバス停なので、この季節はバスに乗れません。時刻通りには来ないし、来ても満員でぎゅうぎゅう詰め。
テレビの番組も秋の京都の素晴らしさだけではなく、交通渋滞の凄さも報道して欲しいものです。いつもは30分で行ける所が2時間くらいかかるなんてことも。。。。夕方のインターチェンジ行きの道は一杯。渋滞で二度と京都なんかに行きたくないなんていう観光客がいないことを願います。
【今月の目次】
●野田内閣解散、都知事選、新党乱立
●年金と公務員の退職金減額ほか、
・・・・厳しい時代がやってくる
(内閣解散の間際に通った「お金に関する法案」たち)
●平均貯蓄は1108万円、無貯蓄世帯は26%
●ライフプラン(LP)とは、未来に「思い出」を作ること
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◆野田内閣解散、都知事選、新党乱立
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野田内閣が11月16日に解散しました。記念すべき一ヶ月後の12月16日は衆議院選挙
です。
・・・何が記念すべきかというと、私の誕生日♪(←そんなことはどうでもいい?)
このメルマガを書く時に、「去年の今頃は何を書いていたのかなぁ」と読み返すことがよくあります。去年の12月号では、「大阪市長選と府知事選で、大阪維新の会の圧勝」なんて書いていました。
今回は都知事選ですね。石原都知事が辞職したことに伴う選挙。そして、その石原元都知事は、「たちあがれ日本」から移った「太陽の党」の党首になったかと思ったら1週間後に解党して、「日本維新の会」に合流して代表に。
「新党きづな」は解党して、「国民の生活が第一」に合流して、嘉田滋賀県知事が代表をつとめる「日本未来の党」に合流。名古屋の減税日本は、「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」という凄い政党名になったかと思ったとたん、やはり、「日本未来の党」に合流。ということは、、、亀井静香さんと小沢一郎さんが引っ付いたってことですね。
渡辺喜美さんが「みんなの党」を作ったときに、凄い政党名だな~なんて思いましたが、今や何でもありの状態です。
さて、衆議院選挙ではどこに入れる?、、、、私、困っています。
それにしても、12/16日選挙で、組閣しても実質年内はほとんど動けない。年度末の予算編成、間に合うのか?・・・・いや解散していてもいなくても間に合うのかどうか微妙なところですが、日本の景気が良くなることを望みます。
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◆年金と公務員の退職金減額ほか
・・・・厳しい時代がやってくる
(内閣解散の間際に通った「お金に関する法案」たち)
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解散寸前に、いろいろなお金に関する法律が通りました。
「年金減額」「国家公務員の退職金減額」
「低所得年金生活者給付5000円」「議員の歳費カット20%」
★★★★ 年金減額! 来年10月~
本来水準=物価が下がったのに(過去の選挙対策で)年金を下げていなかったという年金水準を2.5%下げて本来の水準に戻すという法律。「改正国民年金法」が民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決成立しています。減額幅は、
2013年10月~ 1%分、
2014年 4月~ 1%分、
2015年 4月~ 0.5%分
三つ合わせて、どれくらい減額されるかというと、モデルケースで
国民年金だと、 6万3866円 (1675円減)
厚生年金(夫婦)22万5040円 (5900円減)
★★★★ 国家公務員の退職金減額 来年1月~段階的に
公務員の退職金が民間と比べて約400万円高い水準であるという報告を元に減額されるというもの。「国家公務員退職手当法 改正案」、解散寸前に可決成立しています。
現行制度; 今年は100% (例: 2600万円として)
H25. 1.1~ 現行の98% (例:2600×98%=2548万円)
H25.10.1~ 現行の92% ( 2600×92%=2392万円)
H26. 7.1~ 現行の87% ( 2600×87%=2262万円)
★★★★ 議員歳費のカット 現在13%%カットを20%に
国会の一票の格差が違憲状態であって、これの是正のために議員定数を削減しようとしているのですが、これがなかなか決まらないためにおこなわれるもの。ここ最近の毎月の歳費の推移は次のようになってます。
(本来の議員歳費)(震災直後の半年間)
130万円 → 80万円
(復興予算確保) (今回)
→ 113万円 → 103.5万円
★★★★ 年金生活者支援給付金法、月5000円支給
低所得年金者には嬉しいニュース♪
月に5000円を支給する「年金生活者支援給付金法」も可決成立しています。
ただし条件は、 家族全員が非課税世帯で、
年金所得が77万円以下の人
そして、これは消費税が10%になる時!! 5%→8%→10% まだまだ先です。
予定では3年後ですが、どうなることやら。
経団連の大手企業のこの冬のボーナス調査でも、4%減!中小はもっと厳しい?!
電力会社各社も値上げ申請、概ね10%程度。大変な時代です。
「消費税増税!!」、これ、良いんですよ、みんな国家財政が大変なのが分かっているのだから。でもその増税で「将来の安心」が担保されるのか? 増税だけして、目の前の財政だけなんとかしました、という状況だから信用できない。
景気が悪いから増税反対ではなく、「信頼できない」から増税反対!
これを誰か声高に唱えて欲しいと思っています。
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◆平均貯蓄は1108万円、無貯蓄世帯は26%
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金融広報中央委員会(日銀の下部組織)の11/1の調査報告です。
二人以上世帯の保有金融資産
平均 1108万円 (昨年より42万円減少)
中央値は、450万円。
去年より減った世帯は約4割。変わらないが4割。
増えたのは2割だけ。
ちなみに、
無貯蓄世帯は、26.0%
4人に一人は貯金がない!
貯金が少しでもあれば、幸せな時代であります。
ここ15年くらい、日本のサラリーマンの給料は減っています。年功部分や手当などでなんとか「少しだけあがったかな?」という状態。昔の(春闘の)ように
「今年は1万円あがります2万円あがります、10年で15万円月給上がります」という
状態ではありません。とても厳しい時代です。
給料が上がらないのに、生活状況が変わって支出が増える。
例えば、子供の教育費が上がるとか医療費・介護費にお金が必要になって、生活が苦しい、という人が増えてきている、というかそれが普通、のように思います。
これで今景気が回復すると、変動金利の金利が上がって、住宅ローンが払えない人がでてくる。景気回復による地価上昇と、供給過多による地価下落がせめぎ合って、ひょっとすると日本版サブプライムが起こる。。。。起こらなければ良いんだけど。
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◆ライフプランとは、未来に「思い出」を作ること
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私の仕事のライフプラン作りは、簡単に言えば、お金の収支計算シミュレーションです。「このままでは破綻しますね、どうします? 何を削ります?」、こんな話。
・・・とても暗い話です(笑)
でも、貯金が増えたり減ったりするのはある意味当然のこと。(収入-支出)で収入が増えれば貯金は増やせるし支出が増えれば貯金ができない。
自分の生活に合わせて貯金をどんな風に増やすのか?減らすのか? これを考えるのがライフプランで、根底には、その人がどんな思い出を作っていくのか? であると思っています。
「(彼・彼女・子供の)仕草がステキ、笑顔が素敵」
「ご飯がおいしいなぁ」
「風呂あったまるなぁ」
「電気毛布ぬくぬくだぁ」
「紅葉がきれい・銀杏が黄色」
「あっ猫かわいい」
自分の人生の毎日の1ページを作る事・考えること、これがライフプラン。
財産といえば、お金と思う人が多いと思いますが、その財産がそれが何に変わったのか? 何に変えるのか? 思い出もとても大きな財産なのです。これを考えるのがライフプラン。未来に「思い出」が作れるようにお金の計画をする、これが幸せな人生の一助になるし、助け船になる、と思って仕事しています。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
「税務署に、所得があったのがばれますか?」
こんなストレート直球ど真ん中の質問を受けることがあります。とても答え難いです。
もし、もの凄い所得があって儲けた・儲けそう、というのなら
「そりゃ申告した方が良いですよ」と答えますが、
「103万円扶養の範囲でなんとか生活しているのですが、ここで年末アルバイトで収入が増えたら・・・」なんていう時には何とかしてやれないか、どう答えようか、と考えます
。。。。でも所詮、私は国税庁の職員ではないですからm(_ _)m
さて、来月号は新年です。たぶん、冒頭、選挙結果の話になるような気がします。
今年もあと一ヶ月、皆様の一年が「良い年でした」となりますように。
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
http://www.livelihood.jp/
〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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