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過去メルマガ2010年3月号~FP竹本隆之
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2019/05/05

過去メルマガ2010年3月号~FP竹本隆之

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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2010年3月号)
       (本メールはメルマガ登録の方に配信しております。)
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  梅も咲きました。東大寺二月堂のお水取りも始まりました。チューリップも
 芽を出してきました。渡り鳥もちらほら見掛けるようになってきました。
 これから春、一番大好きな季節の到来です。
  今回は景気の話、こちらもいよいよ春?
  
 【今月の目次】
   ●【投信】5割アップ~2倍が続々! 優秀ファンドの成績 
   ●【投信】不動産と中小型株ファンドは出遅れ
   ●【経済】完全失業率0.3ポイント改善の4.9%、やっと5%を切った
   ●老後の生活:はつらつとした人はここが違う!
   
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●【投信】5割アップ~2倍が続々! 優秀ファンドの成績 
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モーニングスター社のファンドオブザイヤーが2月1日発表されました。
そこからのピックアップ。

どれくらい値上がりしたか、1年トータルリターン(2月末現在)で表しました。
 ●日本株なら      40% アップ 
 ●世界なら       47% アップ
 ●新興国なら2倍の  100% アップ
 ●資源関連なら     6 割 アップ
 ●毎月分配型なら    5 割 アップ
 ●バランスファンドはいまいちで、最優秀でも15%

==== 詳細データ ====
 日 本  37.7% ジャパン・スモール・キャップ『ライジング・サン』
 日 本  40.8% JF ザ・ジャパン (JPモルガン)
 世 界  46.8% グローバルバリュー株オープン『Avest-E』(朝日ライフ)
 世 界  100.2% JPM・BRICS5・ファンド『ブリックス・ファイブ』(JPモルガン)
 資 源  58.3% 天然資源株ファンド (ブラックロック)
 分 配  47.1% フロンティア・ワールド・インカム・ファンド (新光)

 バランス 14.6% 野村 世界6資産分散投信(分配コース)  

新興国はすごいですね。2倍です。
私のインドファンドと中国ファンドも知らない間にプラスに戻っていました。
とは言っても2年前に半分になってそれが2倍なら、2年リターンではまだ元に戻って
いませんですからね。ピークで買っちゃった人は…
実は保有のブラジルレアル債権は最近の円高のせいで、マイナス圏に入ってしまいま
した。

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●【投信】不動産と中小型株ファンドは出遅れ
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 上の優秀ファンドに日本の不動産(REIT)が入っていないのにお気づきでしょうか?
東証REIT指数を覗いてみますと、2007年5月の「2613」をピークに現在「900」くらいです。
約3分の一の水準ですね、ここ3年はリーマンショックで「750」を割り込んだ後、1000
までの間を行ったり来たりしています。
 さらに悪いことに、指数が上がらない中で利回りが低下しています。賃料が上がらない・
空室が増えているからですね。
 とはいえ

 「株は(日航のように)紙切れになるけど不動産はそうじゃないだろ」

こんな風に株で大損害を出した方々が不動産に資金を動かしています。都会の一等地は
値段を下げれば収益が上がらないということはまずありませんから。
 REITファンドが伸びないのには訳があります。不動産ビジネスを行っている会社群が
持ち堪えられるかどうかこれへの不安感から想像以上に低い相場になっている、こんな
風に私は思っています。いくつかのREIT会社収益悪化で債務超過だとか増資だとかいろ
んな噂が出てきている状況です。

 日本株のうち中小型株も出遅れています。大手さえ厳しい時代だから当然といえば
当然ですね。私も中小の回復はまだまだと思ったのでずいぶん損切り致しました。
中小型株投信は1年前にすべて損切りです。大損です。

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●【経済】完全失業率0.3ポイント改善の4.9%、やっと5%を切った
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 完全失業率がやっと5%を切りました。ちょっとは景気回復しているみたいです。
 先日発表の家計調査では、住宅関連を除いた消費支出は、
   勤労者世帯では2.0%の減少、全体では1.1%の減少。

 50万の月給だとすると1万円のダウンですね。
 
 消費の内容はと言うと、薄型テレビとエコカーがかなりの追い風のようです。
そりゃかなりの税金つぎ込みましたから。
 日本の景気このところずーっと低調でしたが、やっと底を打ったんじゃないかと期待
したいです。でも日本株、出遅れ感があるという話ですが実際の所どうでしょう?
 
 GDPの主要要素は、個人消費、設備投資、公共事業の三つです。このうち、後ろの
二つ、設備投資と公共事業は期待できません、できるのは個人消費です。
 でも個人消費の3割くらいは高齢世帯(年金生活者)ではないかと思います。
 薄型テレビとエコカー、まあテレビが見られなくなるっていうんで買い替えた方も多い
でしょうがでも買い替えられない人も多いのも事実ですし、エコカーなんて関係ないとい
う高齢世帯も多いですね、これからはじまる子ども手当も高齢世帯には関係ありません。
まだまだ厳しいかも知れません。
 とはいうものの、雰囲気というのはもの凄いもので、上向くと皆さん消費に前向きに
なります。不思議な物です。経済は生き物といわれる所以ですね。
 だってひと頃海外旅行ブームだったでしょ。今の方が断然安くなっているのに誰も
行かない。これ気分が変わってくれば急激に伸びてもおかしくないです。旅行に限りま
せん、いまデフレでかなりなんでも安くなりましたから、急激に上向きに・・・
 上向き!になればいいな~♪。

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●老後の生活:はつらつとした人はここが違う!
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 最近、定年退職者の方の相談が増えました。
 皆さん非常に保守的です。「限られた中でどうやって暮らすか」これの思いが強い。
 
  生活が少しずつ苦しい → 貯金が減る → 体力が続かない → 病気になる
 
 だんだんと落ち込まれていきます。定年後10年以上の方の生活を見ていて、元気な方と
いうのはどんなところが違うか考えてみました。3つあります!

  ■ 一つ目は、「やりたいことをやっている」
 
 実は単純なんですけど、これなんです。でも多くの方が、やりたいことが無かったり
します。そんでもって貯金が減っているものだから、やりたいことがあっても我慢して
おられます。そりゃ体力的とかどうしても無理な物はありますから、そこで「や~めた」
じゃなくて、次の何かを探してやりたいことを見つけている、こんな方は元気です。

  ■ 二つ目は、「努力している」

 体力維持のために!はもちろんのこと、体力が衰えても病気になっても、それをそれ
以上悪化させないように努力している。こんな方は病気していても元気です。まあ頑張り
すぎは良くないと思いますけどね。頑張りすぎない努力をしていると言ってもいいでしょう。
 もちろん健康だけじゃありません。趣味に打ち込む人も、そこで努力している人は
元気元気。「友達に誘われたし~」なんてことで始めても努力できない・しないなら、
いずれそれは消えて無くなります。

 腰が曲がって杖があった方が良さそうな、そんな方がランニングマシーンで頑張って
いるのを見ると、応援したくなりますね。しかもいつもニコニコ。見習いたいものです。

  ■ 三つ目は、「夫婦・子どもと適度な距離を取っていること」。

 依存しない関係というか、自律していらっしゃる。もちろん、「お互い関係なし」
なのではなく、適度に離れているってことです。
 専業主婦でお金のすべては旦那さんに依存している場合とか、子どもも親もお互い
依存しあっている場合には、この適度な距離というものをお金の面でも時間の面でも、
是非意識したいものです。

 上の三つが揃えば、幸せな老後がやって来ますよ~♪
 体力の方は私は専門分野外です。でも、お金の面、やりたいことをどう資金確保するか
こちらは私の専門分野。

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ここまでお読みくださりありがとうございます。
春からFP3級講座をすることになりました。とりあえず過去2年分の問題を解いて
みましたけどなかなか難しかったです。不動産問題やっぱり忘れてます、細かい
数字が多すぎです。3年・5年とか、50平米とか240平米とか、2mに4mに10mに12m。
最近思うのは、「こうすれば損しない・得する」ということよりも、「どうお金と
上手く付き合うか」を考えている方が増えていること。
ライフプラン専門の私としてはとても嬉しい限りです。

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  ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
  http://www.livelihood.jp/
http://ファイナンシャルプランナーに相談.com
  〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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