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2019/05/05
過去メルマガ2010年5月号~FP竹本隆之
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2010年5月号)
(本メールはメルマガ登録の方に配信しております。)
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変な天気が続いた4月でしたが、やっと春らしい陽気になってきました。
天候不順だったせいでキャベツ一玉400円!ほうれん草280円! 高すぎ!
別に買ったからと言って明日の生活に困るってほどではないのですがでもやはり
買えません。この心理は一体なんなのでしょうか。お金の使い方という点で今度
是非よく考えてみたいと思っています。
【今月の目次】
●事業仕分けで8000億の埋蔵金
●医療・介護費が年間約60万円超えたなら、戻ってくる制度
●節約疲れの対処方法・・癒しの求め方
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●事業仕分け8000億の埋蔵金
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「来年から、仕送りで年で7万円の出費が増える。」
「とりあえず、8000円はここにあって、月々500円の節約はできるね」
というのが事業仕分け第二弾の結果です。
お年寄りが増えて、年金で毎年1兆円、医療費で毎年1兆円の社会保障費アップ。
子ども手当で、毎年5兆円の財源が必要。合わせると「7兆円」の増収が必要な状況です。
事業仕分け第二弾、埋蔵金で8000億円程度確保。肝心の事業縮小は数百億円。
埋蔵金は1回限り、少子高齢化時代なので、毎年毎年継続的な財源が必要なんですけどね。
まあ、1円を笑う者1円に泣く、なんて諺がありますし、日々の節約は大切なんですけど。
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●医療・介護費が年間約60万円超えたなら、戻ってくる制度
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健康保険証をもって病院に行くと、医療費を払います。
医療費はサラリーマンだと3割負担、お年寄りだと年齢とか収入によりますが1割負担。
そして介護保険の自己負担は1割負担です、ね。
数年前ですが、ご両親どちらも、介護4と5というご家庭がありました。隣あった病院
と老健にほぼ1年近く毎日毎日通ってらして、
「爺さん所に顔出して、その後、ばあさんの所に顔を出して食事させて」…
「介護費用がね、二人あわせて月40万円超えることもある」
なんておしゃってました。
医療費が高くなったときに使える、3つの還付制度があります。
「月ごと、または年ごと」で限度額を超えた分が申請により戻ってくる制度です。
(1)「高額療養費制度」・・・・・・・・・・・・・月々
(2)「高額介護サービス費給付」・・・・・・・・・月々(ただし、低所得者のみ)
(3)「高額医療・高額介護合算療養費制度」・・・・年間
(3)はあまり知られていません。2008年4月からの制度だからです。
ここで書くのは、保険内の分ですので、差額ベッドとか食事代とかオムツとかは
はいりません、という注記をした上で・・・
(1)は高額療養費制度といいます。サラリーマンも年金生活者も対象で、
限度額は収入で異なります。
サラリーマンのほとんどは限度額約8万円、高所得者で約16万円。
遺族年金の方のように低所得の方は3万円くらいです。
また、外来や入院や家族の範囲で計算が変わったりします。(基本は個人ごと)
(2)高額介護サービス費給付
これは低収入の方のみで、旦那さんを亡くされて遺族年金の方とか、
年金が150万以下くらいの方が対象、限度額2~4万円、
これ以上の介護費用は申請により戻ってきます。
(3)高額医療・高額介護合算療養費制度といいます。
これは健康保険証ごとに、1年間合算します。
限度額は一般サラリーマンで67万円、一般所得の後期高齢者で年間56万円。
そんでもって、実際に払った領収書を集めておいてもし所得税を払っているのであれば、
確定申告で所得税の医療費控除を受けて、所得税を還付してもらう、ことになります。
(税金上は、保険外の部分でも控除できるものがあって、かつ、同一生計であれば一番
所得の高い方で受けるのが得)
簡単に書きましたけど、実際には収入とか掛かった費用内容・家族内の合算によって
変わりますので目安だと思ってください。まとめておきます。下のような場合は一度、
制度をチェックしてみてください。
┏医療費・介護費が戻ってくる目安━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ サラリーマンとかが、医療費で月8万円以上、医療+介護で年67万円以上 ┃
┃ 低収入のお年寄りが、医療費で月3万円以上、医療+介護で年56万円以上 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
そして、「健康保険・介護保険」から還付を受けたあと、実際に払った額から
「所得税の医療費控除」、、、こんな流れになっています。
全然関係ないですけど、先週もニュースでていました「振り込め詐欺」。
『医療費の還付があります』こんな電話には気をつけてください。ATMに誘導したりとか
今すぐしてください、と急がせることは絶対ありませんのでね。
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●節約疲れの対処方法・・癒しの求め方
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ゴールデンウィークですね、
一昨年の秋の世界金融危機以降、派遣村・雇用の悪化・給料カット、そして物価も少し
落ち着いてきて、インフルエンザの影響も忘れるようになってきてやっと消費が上向いて
きているようです。 住宅の販売もやや上向きになってきました。旅行申込みも、上向きに
なってきました。
住宅販売というのは、家を買うと、電気製品や家具を買ったり、いろいろな需要が
増えます。家だけに留まりません。旅行も同じです。旅先では観光したりお土産買ったり、
いろんな出費をします。
こういうのを波及効果と言います。
住宅も旅行もそのあとで何割増しかで経済に良い影響を与える、そんな経済指標に
なっています。私が株を買う時の一つの判断材料です。
節約疲れの対処。ずばり癒しです。
癒しには、現在・過去・未来、と三つがあります。
現在・過去・未来、神話でいうとノルンの三姉妹ですね。
タロットカードなら、順番に引いていく3つのカード。
癒しにおける「現在・過去・未来」というのは
●今●疲れているから休む、、、当然です。
●昔●の良い思い出を思い返して、ニヤニヤする、、、これも癒しです。
●将来●の頑張った自分を想像して、ワクワクする、、、これも優れてます。
「GWぐらい、料理はしたくない、外に食べに行こうよ」
これで単純に食べに行くだけなら単なる手抜き。
こじゃれた和風レストランに行って、揚げたての天ぷらを目の前において貰って、
ふーふーしながら食べるとか、それでもって、素材のことに思いを馳せるとか、
「あっ筍、昔、京都嵯峨野の竹林を歩いたなぁ」
「前に上司と一緒に接待で行った浜松の鰻屋さん、今から思うと
すごい所だったんだ。どうりでスーパーの鰻と違うはず」
「昔、境港で食べたイカ、すごく透明でとっても美味しかったなぁ。
そういやあの時、磯釣りで海に落ちてビショビショになったんだっけ」
同じ外食でも、手抜きの外食じゃなく、癒される外食に変えるのが賢いお金の使い方。
お隣さんが行ったから、とか、お隣さんより先に行く、これダメです。癒しになりま
せん、自慢できなくなったら終わり、賢くないお金の使い方です。
実は、最初に書いたようにお金の使い方も、現在・過去・未来。同じなのです。
●思い出になること(昔)
●自信になること(今)
●自分が周りから認められる存在になること(将来)
こういうモノにお金を使わないと幸せになれません。
外食でも旅行でも、それで余計に疲れているようではいけませんし、家を買っても
ローンに追いまくられていてはいけません。
自分はどんなGWにするのか、
それは自分がどんなことに価値があると考えているのか、が表れるモノだと思います。
性格はお金の使い方に表れます。そして、お金と時間の使い方、とてもよく似ています。
自分らしい癒し、是非発見して実践してください。
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ここまでお読みくださりありがとうございます。
雑誌掲載の影響が出てきたのか、ここ1~2ヶ月で、メルマガ読者が2割ほど増えて
おります。有り難うございます。メールアドレスしか分かりませんので、どういった
年齢層の方で、ニーズにあったことが書けているかどうか不安であったりはするので
すが、これからもよろしくお願いいたします。
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
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