昨日のニュース（2019/1/22））、老人ホームの「未来設計」が民事再生法申請。
・・・　つまり倒産です。
　
　ニュースによると、37施設で入居者は2000人ほど。
　神奈川・東京・千葉の施設が多いらしい。
　
　事前に一時金の数百万円を払って利用権を得る施設。
（事前に払う一時金の額で毎月の利用料が変わる仕組み）
　
　本来なら、退去する場合は、残っている利用権分は返金されるはずだけど、今回はどうだろ。やっぱり厳しいんだろうな～
それにいまさら、被害者弁護団を作って返金訴訟するとか、体力も気力もどれだけ残っているか？（これをするにもお金が必要だしね・・・弁護団への着手金）
　

●支援企業が現れるか？

　民事再生だから、（どこかが支援を名乗り出て）
　少々利用料が高くなるけど今まで通り、、、ってなれば良い方。
　
　職員も解雇されたり辞めたりするだろうし、結局、次の行き先を何とか見つけて、今までよりも高い料金とか、少し離れた田舎の安めの施設。例えば、最近増えている、「サ高住＋訪問介護」で対応する、ってなことになって、さらに、毎月の支払も、少々増える、ってな人が多いんだろうな、と思います。
　
　今回は、老人ホーム運営会社ですが、ここ近年、介護事業者や老人福祉事業者の倒産が少しずつ増えているとニュースになっています。大抵は、小規模のところが多かったのですが、今回は規模が大きい（→利用者2000人）のが特徴です。
　
　
　事業者の運営状況が普通の利用者には判断できないだけに、少々、やっかいで・かつ・今後も増えるのかも、と危惧しております。