NEWS

「大損の投資信託、どうすれば良いですか?」
  1. 新着情報
  2. 「大損の投資信託、どうすれば良いですか?」

ご予約・お問い合わせ

075-864-9400

075-864-9400

2019/01/18

「大損の投資信託、どうすれば良いですか?」

◇定番質問、「下がった投信や株、どうすれば?」

 この手の質問は、相場関係が低調なときには、定期的に受ける質問です。
 
(まず最初に、、、私は投資顧問業の登録を金融庁にしておりません、なので、個別の銘柄について詳しく、アレ買えコレ買え・売ってくださいなんていうことは、絶対に言いません。)
 
 投信っていうのは、通常、「買うとき・持っている間・売るとき」の3回手数料を取られる金融商品です。もっとも、最近は、買い付け手数料無料というもの(ノーロード投信と呼ぶ)も増えました。
 
が、、、手数料が高いのは否めません。
 
 なので、「投信」→「個別株」に移行する人が多いと、言っておきましょう。
 
 でも! 普通のサラリーマンや年金生活者には、その手数料というコストに目をつぶってでも、投信をオススメしたい。なぜなら、個別銘柄で分散投資しようとすると、ものすごく多額のお金が必要になるから、です。
 
 で、オススメ投信ってのは、その時その時の流行りや廃りがあります。その先読みの能力をどれくらい発揮できるか?
 
 ・・・自信の無い人は、その自信に応じてリスクを取ってください。それしかありません。
  

◇問題はどれくらいのリスクがあるのか? ですよね。

 投信を買えば、自動的に儲かる! なんて思う人はここでは論外です。
 でも正直、「元本保証じゃなく、リスクがあるのは分かっているけど、これからきっと上がるだろう」と思うから皆さん、買いに走るのです。
 
 実際にどんな結果が待ち受けているか? 悪い例を見てみましょう。
(以下、私が過去20年間で知る限りという前提条件つきですが)
 
 過去、五年間で1/6になったファンドもあります。
 
 こんなファンドがどうなるかというと、運用会社から
 
「ファンドの成績が上がりそうにないのでもう止めちゃいたいんです、繰上償還したいんです・・・」
と通知がきます。
 で総口数の過半数の異議がなければ、繰上償還決定!
 
→このまま運用をするよりも、ここは終了して、
お預かりした資産を皆様にお返しすることが最善だと思うので::::
 
なんていう理由。
 
じゃあ、手数料の安い、ETFやETNがオススメか?
 
 ・・・これは、一応オススメしております。
 
 でも、過去、ETNでも【VIX インバースETN(コード 2049)】という銘柄では、前日の最終値段 29,400円→1,144円で償還
 
たった一日で価値が4%になったETNもあります。
 
 

◇リスクとは、元本割れじゃなく変動幅のこと

 多くの初心者が誤解する「リスク」と言う言葉。
 投信にはリスクがあります、と言われると、当然、元本割れリスクを考えますよね。
 
 でも、リスクとは本来、変動幅ということです。つまり、上がる可能性もあれば、下がる可能性もあって、その振れ幅が大きいという意味。これを間違えないでください。
 
 つまり、リスクが取れるか取れないかと言うことは、どれくらいの変動幅を許容できるか?ということに他なりません。
 
  100万円が2倍になる→半分になる
  100万円が1割アップ→1割ダウン
 
 こういう許容度をリスクというのです。すなわち、大きく儲けようとすれば大きなリスクを取らないといけないし、逆に、「せめて銀行預金よりは」というのであれば、それなりのリスク=変動幅の小さいものを選ぶ必要がある、ということ、であります。
 

◇「大損の投資信託、どうすれば良いですか?」の答え

 2018年の終値は2万0014円。10月に付けた最高値2万4270円ピークの2割安。年初から見ても1割安。日経平均がこういう状態で、儲けられている人はごくわずかです。
(→でも、オレはほんの少し、髪の毛一本、プラスだったけどね(^_^) →これは全くの偶然、と言って良い)

 さて、アナタの「大損」とは、何割ですか?
(上のように7割減・9割減ある中で、どれくらいがアナタの大損ですか?→これリスク許容度ですヨ。)
 
 大損の投資信託をどうすればよいか、その答えです!
 
答え(1)
諦める!
 
答え(2)
乗り換える! もっと上がりそうなものに
場合によれば、「買い時だと思って買い増し」(押し目買い)
 
<ただし、「買い時だと自分が思ったとき」です。というのは、よく証券会社の人は、「そろそろ買い換えしませんか?」なんていってきて手数料を稼ぐのです。彼らの収益は、売買手数料であって、価格のアップダウンではありませんから、、、ここ注意ね! 個々が本当の自己責任!> 
 
答え(3)
我慢する!  もう少しすれば戻るはず
 
 一番良くないのは、「売るまでは損失が確定しないからと放っておくこと・先読みをしないこと」
 
 実は、「もう、無かったものにしています」、とおっしゃる方が結構いらっしゃるのです。
 
 これが、答え(1)の範疇ならそれでも構いませんが、私が過去30年以上、日経平均投信と付き合っていて言えることは、買い時はドンドン買う・様子見ならそれも良し。単に待っているだけでは進展はしないし、時間がかかります。
 
 最後の「時間がかかる」がポイントです。
 現役サラリーマン30代なら、老後まで数十年あります。だけど、退職金での投資だと、10年とか多くても20年とか。
 この間に回せる余裕資金は? というと、、、?(はてな)ですよね。
 
 だから、ライフプランで、本当の余裕資金を数値化する意味があるのです。(→ここは宣伝)

 

◇自分のリスク許容度を、常に冷静に判断

 退職金2000万円とか3000万円とか、こういう多額の額で感覚が鈍る人がいます。
 つまり、1000万円と3000万円が「3倍違う」ことが分からない人。「いっぱいの額」で同じ額だと勘違いしてしまう人。

(言い換えましょう。100億円と1兆円では100倍違うと、実感できますか?
これと同じです。→100円と1万円ならわかるでしょ♪ 同じ桁ですヨ。)

・自分のリスク許容度がどれくらいか?
 
どれくらい増えたら嬉しいかを期待するために、どれくらい損失しても大丈夫か? を冷静に判断すること
 
・そのための時間はどれくらいあるか?
・買い時だと思ったときの余裕資金はあるか?
・先読みのための、情報収集はできているか?
 
そして、最後! その資金は、何に使うのか?
→お金は、使ってこそ、自分の富に変わります!
口座にあるだけでは、富ではない!
 
だから、ライフプラン作りがあるのです。

→ 以上、【FPいちばん提案書】の宣伝でしたっ!m(_ _)m



お問い合わせ・ご予約はこちら

まずはお気軽にご相談・お問い合わせ下さい。

Page Top