●定年後の大逆転を目指す人

　
定年制！　今は少しずつ崩壊しつつありますが、
　
　・60歳で定年＆退職金　→　再雇用
　・65歳から本格的な老後生活　
　
　で、今の健康寿命。大体75歳です。つまり健康な期間は10年間！
　
　歳を取れば当然、あちこちカラダに狂いが出ます。
　その時にそれを乗り越えるだけの「何か」を見つけられているかどうか。これが、大逆転の老後です。
　
　・・・ここ、10年間しかありませんからね♪　注意してね
　
だから、準備をしている人は当然、もっと早くから考え始めています。
　
「お金」「趣味」「生き甲斐」「家族や友人、あるいは、地域社会」、要素はいろいろあります。どれを優先させるかは人それぞれ。
私がどうこういうものではありません。だから、ご自身で考えていただけないと困ります。
　
（だから、とりあえず何も答えがない人には「今まで、他の人より、お金と時間を掛けてきたモノは何ですか？」とお聞きするのです。それがあなたにとっての宝物であるはず。）
　
　ただ一つ言えることがあります。残念ながら、老後がだんだんと（金銭的には）辛くなると言うこと。
　
　だからこそ、お金に変わるモノ、もっと言えば、少々お金を出しても満足できるモノ・コトにお金を使える人は、大丈夫。でも多くの人は、これが何なのかさえ分からない。
　
　子どもが結婚して、孫が出来て・・・というストーリーが満足な人もいれば、
　
「なかなか子どもが結婚しなくて」とか、極端には「熟年離婚宣告」なんていう人もいらっしゃいます。
　そもそも「私、おひとり様です」、こういう方も大勢です。
　
　今の世の中では、会社員はまだまだ、60歳定年がデフォルト。
　再雇用は、65歳まで、、、最近これを70歳までになんていう話も出てきています。
　
◆定年後の最初の十年（できるのならその前から）
　
　【自分はどんな老後をしたいのか？】
　
　これを考えておかないと、大逆転は絶対出来ません。普通の幸せさえ得られない可能性もあります。
　さらに最近する質問が「ご家族・ご親戚の10年後は？」です。冠婚葬祭はもとより、やはり、親の介護問題。その次は実家問題。（なにを隠そう、私もこの問題を抱えてはや十年以上）
　これに対する答え・要望・推測をしないわけにはいかなくなりました。逆に「親のことは考えなくて良いです」と言われても、「ホントですか、そうじゃないでしょ」と続ける場合が増えています。
　
 

●古いライフプランの見直し！

　
「昔に作ってもらったライフプラン表を見直したいのですが」
こういう相談が最近ときどきあります。
　
　これは、私が作ったモノであるときもあれば、他の人（他のFPとか保険屋さん）が作ったモノの場合もあります。
　
・・・この仕事を始めて十年ちょい。やっとこういう時代。
　
　すなわち、ライフプランをその都度見直す時代になったかなぁと思うのです。

　平成はあと半年で終わりますが、平成が始まった頃に、こんなライフプランを作る人なんてまずいませんでした。それが時代の流れなのかなぁとちょっと不思議に思ったりしています。