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- 年金211万円で後期高齢保険料1万円アップ(H30年値上げ)
2018/07/15
年金211万円で後期高齢保険料1万円アップ(H30年値上げ)
最近、後期高齢者保険料上がってますよね~
(ってここ数年いつも書いておりますが・・・(^_^;))
年々順番に、
収入に応じて負担割合が増えたり(1割→3割)、
高額療養費・高額介護療養費(合算)の基準収入が変わったり、
いろいろ変わるのでこちらも知識が追いつかないm(_ _)m
で、どれをどう書けば分かりやすいのかいつも悩んでいたりするのですが、とりあえず、今年影響を受ける人が最も大きそうな人を選びました。だって今、旬の話題でしょ♪
いよいよ本題ですっ! 具体的な数字の方が分かりやすいと気づいた私。
厚生年金 211万円の人で・・・負担1万円アップです!
専門用語的に書くと、
総所得金額 58万円以下の方に適用されていた、所得割の2割軽減措置が平成30年度以降は廃止!
・・・この影響は、結構大きいはず。広く薄くの負担アップ。
※保険料は、地域によって差があります。一律ではありません。
~~~~~~
実は上の数字、とある後期高齢者医療広域連合のHPに具体的な数字が書いてあってのでそれをそのままとってきました。(とあると言いながら実は奈良県(^^;))
まず、今年度平成30年は料率が変わりました。
( これは下がった♪ 8.92% → 8.89%)
だけど、かわりに、いくつか軽減措置が無くなっています。
例えば、【高齢者一人世帯の場合】
本人 76歳 厚生年金 211万円
●平成30年度 年間保険料額 87,700円
均等割額 36,160円 ※2割軽減適用
所得割額 51,562円 (軽減廃止!)
●平成29年度 年間保険料額 77,200円
均等割額 35,840円 ※2割軽減適用
所得割額 41,388円 ※2割軽減適用
ちなみに、所得割の計算だけを抜き出すと
(年金収入が211万円)。ここから、(年金控除120万円)と(基礎控除33万)を引くと、
211万円 - 120万円 - 33万円 = 【58万円】
平成29年度【58万円】× 8.92% ×0.8 = 41,388円
平成30年度【58万円】× 8.89% = 51,562円
本来の均等割額は、45,200円(平成30年度)
※軽減廃止は、国の要請だから、地域で違うといえども、廃止の方向は同じ。気になる人は当該の広域連合のHPへどうぞ♪
~~~~~~
ま、一応、歴史的経緯を書いておきますね、、、
老人医療保険 → 医療と介護にわけて、後期高齢・介護保険に移行
・・・徐々に負担アップ
→ 介保と後期高齢とで制度の差ができる、また、国保やその他の健保とも差ができる、それを埋めるためにアップ(ま、これがずーっと続いているわけです。)
→ 結局、最後、みんな3割負担になるんだろうな、って気がします。
だから、健康寿命を維持するのがまず第一!
その次は、病気になっても介護が必要になっても悪化させずに上手くつきあう方法を考えるのが第二!
健康に、これが正解!ってものはないと思っているので、それぞれでベストな道を選んで下さいね。
(※まだ、新ブログに慣れておりませんm(_ _)m 不手際はご容赦ください。)
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