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2019/05/15
メルマガ2017年7月号~京都のFP竹本
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2017年7月号)
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7月、梅雨ざかり(←こんな日本語あったか?)ムシムシ嫌な季節。だけどホタル鑑賞のニュースとか、七夕準備のニュースとか、夏旅行の広告とか。
夏本番ですね〜
でも、一番目にするのは、学習塾の広告だったり(^^)
京都では、そろそろ祇園まつり関係のニュースが増えてきます♪
今日は、お金のことよりも、豊かな社会のことです。
【今月の目次】
●パソコン壊れた(;_;)
●老後、楽しく過ごしてますか? ・・・経産省若手レポート
●介護保険での文化的な生活って何?
●安楽死するならスイスツアー?!
●どうして、寛容な社会が失われてきたのか?
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●パソコン壊れた(;_;)
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昨日のブログに書いたのですが、パソコンの調子が悪い。悪いというより、むしろ、「壊れた」といった方が良い感じ。
パソコンが壊れると、金銭的にはもとより精神的にもめげます。大ショック。
幸いにも、データはバックアップを取ったところだったので、ほとんど大丈夫♪
問題はこれからどうするか?
・・・とりあえず、ヤフオクで物色中
応急措置 → 現状復帰を目指します。
でもその後インストールとか考えると、結構面倒なんですよね〜
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●老後、楽しく過ごしてますか? ・・・経産省若手レポート
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この前、定年退職→再雇用で来られた時にお聞きしたお客さんのお父様の話です。
超元気♪ 95歳だそうです。
元々学校の先生で2つほど離れた県に一人暮らし。スポーツクラブで水泳・家に帰
れば辞書を引き引き外国語の小説。それも英語じゃなく、ドイツ語にフランス語。
さて、経産省の若手官僚がまとめたレポート
「不安な個人・立ちすくむ国家(次官若手プロジェクト)」
〜早すぎる変化に、変わらない仕組み
あふれる情報・見えない未来〜
〜65歳以上でも6割は労働意欲がある一方、
仕事に就いているのは1割で地域の社会活動にも
参加せず、一日の大半をテレビをみて過ごしている〜
〜年金・医療というシルバー民主主義がある一方、
シングルマザーや若者は、それほど恩恵を
受けていない〜
〜昭和モデル(会社に入って結婚して子供を作り
定年退職して老後)は正しいのか?〜
〜現役世代が高齢者を支えるのではなく、高齢者が
子育て世代を支える仕組みが作れないものか? 〜
という問題提起のレポートです。
→ いろいろニュースにはなりました。
これ、テレビでも取り上げていましたが(確かNHK)、
「選挙を前に一人3万円の給付金を配ったけど、その予算以下で出来る保育所整備の
予算は付かない、これでいいのか?」
というのがきっかけだそうです。
・・・ここがシルバー民主主義という話
(=高齢者の人口が多いし、選挙票になるという話)
しかも、医療費の2割は、人生の最終段階で使われているがそれは、幸せには繋がっていない、という内容。ま、多面的に見ているし、一読する価値はあります。
しかし問題提起までで、残念ながら解決策までは出ていません。
で悪いけどっ!! 私これ見て
厚労省の予算は高齢化で自動的に付くのに、
経産省の予算がなかなか付かない!
・・・こんな風にしか見えませんでした。
働き方改革→それは厚労省の責任だし、みたいな。
普通に楽しく過ごしたいだけなんですよねっ☆ ほとんどの人は。
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●介護保険での文化的な生活って何?
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介護保険で受けられるサービスの一つに、生活援助、すなわち、ヘルパー派遣があります。しかしですっ! とっても使いにくい。
例えば、夫婦の食事づくりで、介護保険を使う人の分しかできません。
例えば、風呂掃除はOK、でも、窓ふきはダメ。→生活に無関係だから
誰がこんな制度を考えたんでしょうね〜
他にもあります。例えば、お正月のおせち料理とかクリスマスの料理。
いつも食事作ってもらっていたら、ちょっとくらいこういうものを入れて欲しいじゃないですか。でもこれもダメ。いつもと違うことはしちゃいけないそうです。
(ただ、ヘルパーの力量で、お煮染め作るのが苦にならない人もいれば、大層だと考える人もいる。お店で出来合のものを買ってきて詰めるくらいならいつもより楽、と思うヘルパーもいる・・・ケースバイケース)
でね、特養でも老健でも施設に行くと、普通にクリスマスとかお正月のちょっとしたイベントはあるわけです。(→大したものは無いと思いますが)
そういうイベントは日本で生活していれば、それは普通でしょ。「お正月なんて
最低限の文化」じゃないですか? でも、特別なことはダメ!
・・・誰がこんな制度を作ったのかなぁとか思うわけで。
施設だとOK・介護保険のヘルパーはダメ。誰かこれを憲法25条で裁判して欲しいな、とか思ってます。
= = =
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の
生活を営む権利を有する。国は、すべての
生活部面について、社会福祉、社会保障及び
公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
= = =
でも親がショートステイで特養で過ごすこともある中で、話を聞いていると、介護4・5の人の「文化的な生活」って一体何なのかな、と考えてしまいます。
・・・一昨年だっけ、犬の痴呆介護をしてまぁ飼い主として最善を尽くしたつもりですが、犬にとって最期の3ヶ月は幸せだったのかなぁと、今でも疑問だったり。
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●安楽死するならスイスツアー?!
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日本では現在、安楽死は認められていません。→だから海外
最初に「安楽死と尊厳死の違い」を書いておきます。
・安楽死=積極的安楽死
→薬剤投与などにより、死期を早めること(医師による殺人)
・尊厳死=消極的安楽死
→痰の吸引や呼吸装置・点滴や胃ろうなどの医療行為をやめること(止めれば死に至ると分かっていても止める)
こっちは末期症状ならば徐々に認められつつあるのが現状
で、そろそろ出るか、すでに出ているかと思うのですが、スイスでは安楽死が認められています。もっとも、「回復の見込みがない、あっても高価」など、いくつかの条件のもとでの安楽死容認です。もちろん、観光客で入国して「安楽死させてください」なんて無理ですから、形式上は移住です。でも、回復の見込みなく余命は5年以内、なんて言われてたら、こんなこと(=安楽死)を考える人もいると思います。
先日、市川海老蔵さんの奥さんがガンで亡くなりました。
ブログで乳ガンのステージ4を表明して、とても勇気のある人ですね。
「ガンで不幸な人だった、なんて思われたくない」という意志からだそうです。
健康保健証の裏にある、「臓器移植の意思表示」。これに丸をつけるだけで、「オレが死んでもちょっとは役に立つ」と希望が持てる人もいます。
希望が持てる社会、これは、周りの環境はもちろんあるけど、自分の気持ちも大きいんだな、と感じた出来事でした。
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●どうして、寛容な社会が失われてきたのか?
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「寛容な社会の消滅」→現在、私の疑問であります。
リストラ・ワーキングプア・格差社会・老々介護・
老後破綻・待機児童・各地の災害被害者・交通遺児
どれをとっても20年前の日本ならもっと寛容な社会であったように思います。それだけ余裕がない
= 分厚い中間層が減っている
その結果どうなったか?
「あいつが悪いせいだ」「ずるい」「許せない」、こういう感情がむき出しになる。しかもっ! その吐け口として、何かにつけバッシング。
(※辞書引くと「吐け口」ではなく「捌け口」が正解ですが、あえて前者を使ってます。 →私の今の気持ちはこっちに近い。)
相手の悪い点を見つけて叩きまくる。
今の流行語なら「ち・が・う・だ・ろ〜」
これ、【ちっぽけな優越感】に浸る人が増えてきたってことです。
バッシングは、【取るにたらない正義感】(←大抵は自分には関係ない)
・・・しかもネットで簡単に発信できる! 道に、痰を吐いてる行為と一緒
【寛容な社会】=相手を分かろうとする気持ち どこ行っちゃったんでしょう。これは、分厚い中間層がなくても作れるはずなんですが・・・
「この国に生まれてよかった」=これを、社会みんな、すなわち、国の制度も、ご近所づきあいも、会社の中でも、学校の中でも、感じられるかどうか。なんでこんな社会になっちゃったんだろ
> イジメも、○△ハラストメント
今回のメルマガでは、ひょっとすると、以前、書いたことも入ってるかもしれ
ません
・・・パソコンがイマイチなもので(^^;)
先月書いた親の手術=ペースメーカ電池切れで3回目の手術。早いほうが良いだろうとのことで今月中旬に前倒しになりました。まぁ去年みたいに突然入院されるのに比べると、準備が出来るので良いのですが、やはり心配です。
で、その期間は実家に帰るので、PC環境の整備・インストールなんかをしこしこと出来れば良いんだけどなぁ、なんて思ってます。
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
http://www.livelihood.jp/
〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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