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2019/05/13
メルマガ2016年6月号~京都のFP竹本
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2016年6月号)
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田んぼには水が入ってきました。熊本で用水路が壊れて田植えできない田んぼがあるそうで、、、、「森のくまさん」美味しいのに、残念。
さて、消費税増税の再延期!
これは喜ぶところ悲しむところ? どっち?
将来の社会保障を考えると、一概に喜んでもいられません。
〜参議院選挙前というお題目でできたような〜(^_^;)
【今月の目次】
●日経平均は年15%ダウン!
だけど、小型株は年20%アップ ♪
●知ってる歌が、すでに懐メロの部類
でショックを受けた件(;_;)
●最近の日本は底が浅くなったか?
興於詩、立於礼、成於楽(論語)
●「楽に成る」→カッコ良く老いる
= 熟成すること→「美味しい人生」
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●日経平均は年15%ダウン!
だけど、小型株は年20%アップ ♪
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小型株が人気です、それも今年に入ってから。
これまでは、日銀大規模緩和→株高の流れでしたが、昨年の中国ショック以降、日経平均は年15%ほどダウンしています。でもマザーズ指数(小型株)は20%アップ。ジャスダック(これも小型株)は、この二つの中間でとんとん。
つまり、一部の成長性の著しい株に資金が集まっている状況ですね。(大企業株は、いくら業績がよくても、2倍・3倍にはなりませんから。)
もっとも、小型株は、ギャンブル株を言われる時もあります。私も結構好きで、ときどき買うのですが、やはり、大きな額は投入しにくいもの。
でも小型株が人気とは言っても、現在、投信でよく売れているのは、
・日経平均などの指数連動ブルベア型
・債権中心の安定型
・REIT(不動産投信)型の安定分配型
今後どんな産業が伸びていくでしょうか?
人工知能や作業支援型のロボット産業、自動運転や自動ブレーキなどの制御系技術関連。そして、流通革命(仲買・卸し業者などの中間業者排除)が最近の人気。クラウドファウンディング(ネットでお金をあつめるやつ)も人気です。
最近のニュースだと、
・民泊、客と宿屋を直接結ぶ、ツール
・客とタクシーを直接結ぶ呼び出しアプリ
・すでに、今や音楽を買うのにダウンロード。
書籍を買うのもダウンロード
古い物が好きが私みたいなオッサンには、昔のシステムが廃れていくことには、ちょっと寂しいものがありますが、それが時代の流れでしょう。
今は、顧客とビジネスを直接結びつけるものが人気。ただ、まだ本当の成長分野が育っていないのが、最大かつ最強の不安事項。
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●知ってる歌が、すでに懐メロの部類でショックを受けた件(;_;)
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芸能情報にはめっぽう弱いtakです。それでもスピッツの往年のヒット曲くらいは知ってます。で、先日テレビで、スピッツ(←そういうグループの名前ね、念のため)のロビンソンとかチェリーとかがかかっていて、「やっぱ、良い曲だなぁ」なんて思って久しぶりにツタヤにCDをレンタルしました。
何を隠そう、CDを借りるなんて、この10年間では記憶がありません。もちろん買った記憶もないくらい。検索画面で「どのCDに入ってるんだ?」と検索すれば「1991ー1997年 Spitzコンプリート」らしい。表題を見て、
「うわぁ、もう20年も前だ \(◎o◎)/」
最近、コンビニ行ってもMTV見ても、かかっている曲どれこもこれも、みんな知らない理由が今頃わかりました!・・・時代遅れ & それも10年単位
歌謡曲は流行があるから、ダメなんだよな、と、これからはクラシック路線に転向しようかと思います。実はちょっと前、お客さんと話していた時に、ウィーンの話で盛り上がりました。お客さんはピアノの先生をされているという方。
「定年後は海外旅行とか考えておられるんですか?」
「私はもう何度か入ってるんですけど、主人とは趣味が
合わなくて・・・ウィーンで楽友協会のコンサートに
行ったこともあるんですけど」
「毎年お正月にNHKでニューイヤーコンサートの番組
がありますよね〜 一度行ってみたいなぁ、良いです
ねえ〜。オペラ座は? 歩いていけましたよね」
「行きましたっ!」
「私は前を歩いただけ。入口のでっかい階段見てきまし
た。で、ご主人は?」
「ゴルフの旅行とかは行ってますが、、、
定年後はどうかなぁ」
「ウィーンって、街中が大道芸人というか、音楽も美術
ももの凄く身近ですよね〜
ああいうの見ると、やっぱり豊かというか余裕がある
というか。決して、良い服着てるとか、豪華とかじゃ
なく、むしろ質素なんだけど、懐の深さが自然体で感
じますよね〜。もちろん、街もそんなに危険じゃない
し。むしろ、大阪の繁華街の方がよっぽど危険」
「そうそう、食べ物も美味しいし、街の中が美術品だし。
私あっちで住んでも良いくらい」
上でさらりと書いた、「豊かさと懐の深さは別」という部分、これを実感できる
のが、ウィーン。
流行りの歌謡曲じゃなくクラシック路線に転向すれば、10年20年たっても十分に話が通じるなぁと感じたのでありました。だって私がウィーンに行ったのは、スピッツの歌が流行っていた頃でしたから(^_^;)
→ 1987年と1997年(2回、入国している海外はオーストリアだけか?)
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●最近の日本は底が浅くなったか?
興於詩、立於礼、成於楽(論語)
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ウィーンは芸術の街。でもお隣ドイツでもフランスでも、そんなに大きくかわると言う印象はありません。まぁ私が行った所はごく一部ですし何しろ20年も前。
論語の言葉に、次のような者があります。
「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」(興於詩、立於礼、成於楽)
なんで唐突にこんな論語が出てくるかというと、最後に「楽に成る」という言葉があって思い出したから(←さっきの音楽と繋がってます。「楽」つながり)
「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」(興於詩、立於礼、成於楽)
(※「詩」=漢詩→思想)
→ 人の考えを知って心を動かされ
礼儀という社会規範に沿った上で
学術芸能・文化も含めて教養を
積み重ねてこそ完成する
なのに、最近は、人の考えはヨソに置いて、自分の考えだけを主張する人が増えている。困ったのは、自分の考えが正論だと信じて疑わないこと。なぜ疑わないのかというと、そもそも、教養(修養)を積み重ねようとは思ってないから。他人の視点で考えようなんて思っていないから。
→自己チュー人間、聞く耳を持たず!
幸いにも、私のお客さんはすべて、「専門家としてみたらどうなのか?」という他者視点が最初の動機ですので、上のような自己チュー人間は皆無です。でも、おそらく世の中、不特定多数の方を相手にされるお仕事・クレームばかり受けるカスタマーサポートのお仕事をされている方は、日々、大変な心労なのだろうなと思います。
>>>つまり、懐の浅い人が増えてきたってこと。
こんな人たちばかりだと豊かな社会はやってきません。格差が拡大するのが問題なのではなく、懐の浅い社会になっているのが問題。そんな気がしませんか?
逆に、いくらお金の豊かさがあっても、文化・芸術・芸能の奥深さがないと、それは底が浅いものになる。
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●「楽に成る」→カッコ良く老いる
= 熟成すること→「美味しい人生」
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随分と偉そうなことを書きましたが、私の思っている「楽に成る」なんて、なんて大したことを思っているわけではありません。
例えば、エルメスの牛革ハンドバッグがなぜ、100万円もするのか?
→ 年間何頭分かしか取れない牛革の、特定の部分だけを使って、それをナメして加工して、傷のつかなかった表革のみを使うからこんなに高くなる。
例えば、トゥールビヨンのクラシック腕時計が、なぜ1000万円もするのか?
→ 重力にさからう腕への装着において、限りなく精度と薄さを極めて機械的な補正機構を組み込んだ手作りのために高価にならざるを得ない
高価な物は高価な理由があると言うことを、普通に知っているということ。手間・暇かけるから高価になると言うこと。
自動車・家電で成長してきた日本ですから、まだまだ壊れたら買い換える的な考えの人が多いと思います。でも、日本でも何十年も昔のカメラや時計が修理できたとか、壊れたミシンが直ったとか、良く聞きました。
安くて良い物がたくさんある、、、これ、中国人爆買いの理由だと思うのですが、まぁ、それも豊かさの表れかもしれませんが、なんとなく、奥行きが欲しいなぁとも思うわけで。
自分の周りを見回すと、自動車やバイクなんて、自分で乗ってもいないのに、もの凄く詳しい人がいますよね。ある意味、その面では「豊か」なのかなぁと思うわけで、私も、何か一つで良いからそんな懐の深い部分を醸成していかなきゃ「豊かな自分が作れない」、と思ったりするのです。
カッコ良く老いる=醸成・熟成すること、だと思っています。
日本酒だってワインだってウィスキーだって、漬け物だって、素麺だって、上手に熟成しないと美味しい味は作れませんって。
「美味しい人生」ってこういうことじゃないかと思ってます。
もう初夏だというのに、夏風邪、引いちゃったみたいです。鼻水・咳が止まらない、「頭いて〜、体だるい〜」。
原因はたぶん地下鉄に乗った時。風があたって寒かった。
気温の変化激しい毎日です。皆様もご注意あれ。(本当に「まさか今頃」です)
今回のメルマガは、論語を持ってきて・古い話ももってきて、だいぶ苦労しています。
精一杯の背伸び、です。 もうちょっと等身大にしないと、ですね(^_^;)
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
http://www.livelihood.jp/
〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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