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メルマガ2016年4月号~京都のFP竹本
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2019/05/13

メルマガ2016年4月号~京都のFP竹本

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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2016年04月号)
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 4月1日、新年度はじまり始まり〜です。今年は桜が丁度良い感じ。でも京都は、あいにく雨模様であります。(しかも今日は久しぶりに緊急地震警報でビックリさせられたし)。今月は、後半、自動車保険がメインです。
 
 
【今月の目次】
  ●日本株は、やっぱり波乱の幕開けだった
  ●対物自動車事故:車両保険と時価の関係
  ●電柱にぶつけた→もし、そこに子供がいたとしたら?
  ●自動車保険10:0は注意! 示談交渉が使えない
(おまけ)
 通販・ネット系自動車保険はどうして保険料を激安にしているか?
 
 
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◆新年度! 日本株は、やっぱり波乱の幕開けだった
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 新年度入り! 
 でも日本株式も、600円をこえて下げて始まりました。株式市場オープン前の9時前に「日銀短観」が発表されて景気減速がはっきりしたからですね。日経平均16164円。一時期の2万円超えの勢いはどこへやら。知り合いに、昨年の秋に申し込んだ郵政株の抽選が当たったので、やっと買えたという人が2人ほどいらっしゃるのですが、どちらも泣いておられます。日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命。
 
 昨年秋の上場時には、これから日本株が〜、なんてあちこち(の雑誌)に書かれていましたが、惨憺たる模様です、、、、今のところ。
 おかげで、ジュニアNISAも始まっているのですがすっかり影を潜めていますね。
 
 国家予算も無事国会を通ったし、これから日本買い? なんて思っていた矢先に「待機児童問題に安保法案施行」さらには「福島第一の凍土壁運用開始」。まるで、寝た子を起こしたみたいに、安倍政権支持率は低下ぎみであります。これでは、衆参同一選挙が無理=改憲が遠のきますね(←私は、憲法については取りあえず中立)
 
 
 ところで、今年の1月のメルマガからの引用です。
 
# 年初早々、波乱の日本株。
# 昨年末より一時600円以上の下げ
# 不安材料は「原油価格・賃金上昇・土地価格」の三つです。
 
・・・今月のメルマガにコピペしようかと思うくらい似てます。(^^;)
 
(とりあえずこの3ヶ月の復習を・・・)
 
 原油は底を打ちました。年初は1バレル36ドル。その後28ドルまで下がって、今は
38ドルくらい。
 実質賃金は、最新1月分で、かろうじてプラスの0.4%増。ただし、消費者物価2月
分が前月比0.2%アップなので、実質的にはほぼ横ばいの水準かと。
 地価公示が先日ありましたが、都会商業地でアップ。地方はまだ下落。
 この3ヶ月間にあった予想外のニュースは、「マイナス金利導入」と「ベルギーのテロ事件」。
 
 予想外の“マイナス金利”でちょっと損失を抱えたtakですが、なんとか、戻って来ました。今のところ髪の毛一本分プラス♪
 FXでドル・ユーロから、豪ドル一本にしたのが幸いしています。
 
( ↑ 原油相場を睨んでいたら、日本株を触るより、豪ドルに
した方が効率が良いと悟ったのだ。。。いつまで続けるかが悩み
どころ。FXは恐いし業績の良い日本株をじっと待つってのが性に
合うとは思っているのだけどね)
 
 ※豪ドル=資源関連通貨と言われ、石油や石炭・
  鉄鉱石と比較的連動すると、昨年知った。
 
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◆対物自動車事故:車両保険と時価の関係
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 先月のメルマガの最後に、姉が運転中に事故った! なんて書きました。昨日、やっとすべての手続きが終わりました。(こちらも向こうも修理して保険金支払って交渉終わりの書類がやってきた)
 で、私、自動車保険の請求で誤解していたことがあります・・・
  『 車両保険と物損 』

 ・・・いや、当然、保険屋さんがみんなやったんだけどね。

 以下、ちょっと保険に慣れていない人は、難しい話かも知れません。

数字がある方が分かりやすいと思うので、先に今回の事故の概要を説明します。

 自動車同士の対物事故。過失割合は相手7:こちら3。
 修理はお互いの車だけ。修理代はこちらおよそ40万円、相手30万円の合計70万円。
 → これを過失割合で分けると思っていたのです。
   ・・・これは良い
 
 こちらの損害40万円の7割分が「相手の対物保険」からで、
         のこり3割分が「自分の車両保険」から
   ・・・この自分の車両保険が少し誤解
 
 まず、自分の車両保険からみんな出ます。
 7:3だろうが、9:1だろうが、まず、車両保険から。
 
・・・示談で相手と揉めたとしても、すぐに車両保険内で払いますよ、らしい。で、あとは、それを保険会社が交渉して、割合分を取り返すということ。
 
 で、問題は時価です。車も8年落ちだと結構価値が下がります。(実は8年落ちのコンパクトカー、デミオなので、上の40万円の損害に足りず、30万しか時価がありません)。もし全損で無過失だったとしても、相手から貰えるのは、最大が30万円。
 今回で言えば、時価30万円のうちの7割分=相手の保険からは、21万円しか来ない。
 
 こういうことがあるので、車両保険は、時価よりもほんの少し高く設定されています。つまり、対物保険の上に覆い被さるように、車両保険がついているというイメージですね。先に払って、保険会社が後から過失割合分を「回収する」というイメージ。
 
 
 もし車両保険がついていなくて、割合などで揉めたりすると、いつまで経ってもお金がもらえません。・・・自動車保険って上手くできてるなぁと。

 
〜〜〜これ、対人でも
同じような事ができます。人身障害保険です。
 
 相手の対物保険の責任割合が揉めたとしても、とりあえず、人身障害保険から。で後から、保険会社が交渉して回収する。
 
 でも人間の体には値段が付きません。だから、人身障害はとりあえず3000万円とかになっていると思います。もし、後遺障害になれば足りません。が、責任割合で揉めたとしても3000万円分は自分の保険から補償されて、あとは保険会社の交渉次第で相手から取り返すという算段、らしい。

 

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◆電柱にぶつけた→もし、そこに子供がいたとしたら?
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 事故担当の保険屋さんといろいろお話したのですが、こんなことも言ってました。

「自損事故で、電柱にぶつけた、とかよくあるんですけど、これ見えていないということだから、もし、そこに子供がいたらケガするか死んでますよね。そんなことは喋りませんけど。」
 
 
 だから皆様、事故には注意して下さい。そして、自損事故・対物事故、その後には
人身事故がやってくると思って下さい。
 
 → 私の姉は、数年前に自損、
   そして今回、対物保険を使いました。
   次がこないかとても心配です。
(その度に私の保険の等級が下がるし(涙))
 
 ところで、今回、過失割合8:2かな、と思っていましたが、7:3でした。
 
 事故状況を見ていないのですが、ちょっと納得いかない。でも、だからといって、裁判するほどじゃない。しかも、3等級ダウン事故&事故有り係数(←対人・対物を使えばこうなる)で次回の保険料の計算は過失割合が7:3だろうと8:2だろうと全然関係なし。保険料があがる。
 
 ま、この辺りも、「保険って上手くできてるな〜」 なんて思いました。
 
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◆自動車保険10:0は注意! 示談交渉が使えません
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 ところで、大事なことがありますっ!
   こちら無過失の時ですっ!
    10:0事故。
 
 これ、ご存じの方は多いと思いますが、示談交渉を保険屋ができません。←注意!
(保険会社が一銭も払わないので、「自分でやってね」、となる)
 
 だからこれで揉めたら、自分で示談交渉が必要です。下手すりゃ裁判です。
 
 ・・・だから弁護士特約はつけてください♪
(今回も、結果に納得がいかなければ裁判へ、という選択肢もあったのですが、物損数十万円の話で、裁判なんてしませんよね。
 でも、世の中には、納得できない・時間も金もかかっても裁判に勝つ!と意気込む人もいるのです。それに乗っかる弁護士もいるのです。 )
 
 
 大昔の話ですが、私の従兄弟が、これに引っかかりました。
 死人も出る2台の自動車の衝突の反動で、停車中の従兄弟の車にぶつかって全損。従兄弟の保険担当者は10;0なので、動かない。向こうの保険会社は2社有るし過失割合や遺失利益算定で忙しい
  → 放っておかれました。
 私なら、とっとと修理して請求書回しますが(^_^;)
 
 いくら保険会社が動かないとはいえ、せめて、担当者の連絡くらいはして欲しいモノだと思います。
 
・・・安い保険屋さんは、自分の利益にならないことはしないから。もっとも、どの会社も「こっちの支払いが少なくなるように」示談交渉するのですが。

 ちなみに裁判すれば通常、補償額は増えます。あれもこれもといろいろ損害額を参入できます。・・ここは保険会社同士でグルになってやってるみたいな所もある。
 
 まぁ、後遺障害が残ったり、これまでの仕事ができなくなったり、もの凄く損害がある時は、「お金と時間をかけて裁判」するのもアリだと思います。
  ↑
 弁護士着手費用20〜50万円、損害補償の1〜2割が弁護士成果報酬
 これくらいだと思っておけば良いかと。
 
 ・・・ だから弁護士特約はつけてください♪(2回目)
 
 事故が無いのが一番です。書類や電話のやり取りだけでも面倒です。もしこれに、相手やこちらに負傷者がいればもっと嫌です。
 
 なのに、「向こうが悪いんだから〜突然飛び出して来たんだから」としか言わない姉もどうかと思う・・・弟として、実に情けない。 ┐(;´Д`)┌
 
 無茶な運転するやつ一杯いる!
 昨日免許取ったばかりの人もいる!
 これからは逆走してきても、認知症で法的責任が問えない人もいるかもしれない!
 
  ・・・・なんて気持ちで安全運転して下さい。

(後輩に、交通事故で親を亡くした人がいます。もう15年くらい前になるかな。その親はガンを患っていました。遺失利益と慰謝料で揉めて裁判。。。本人は当時かなり荒れてました。だけど唯一の家族を亡くして一人っきりになった後輩に、何にも・声さえもかけられなかった・掛けるべき言葉が私の頭では見つからなかった。
今でも少し後悔してます。)


【おまけ】です。
通販・ネット系自動車保険はどうして保険料を激安にしているか?
 
ネット保険は、格安の保険料を維持するために、事故の多い人=1等級まで下がった人や、1年に2回保険を使った人の保険更新を拒否しています。

 ・・・こういう人にこそ保険が必要だと思うんだけどね〜。

いきなり「来年は更新できません」と通知がやってきます。
自分の保険は、どんな時に更新できないか、しっかり確認しておいて下さいね。
 
 
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 ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
 http://www.livelihood.jp/
 〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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