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2019/05/13
メルマガ2016年2月号~京都のFP竹本
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2016年02月号)
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暖かい雨が降りました〜、それも大雨。
丁度、親父の十三回忌で大雨の中でのお墓掃除(涙)。でもまた寒気がやってくるとか。節分が2月3日で、翌4日が立春♪ 三寒四温の季節です。
そろそろ花粉が気になるっ! という方もいらっしゃるでしょうかね〜。
さて、【今月の目次】
●日銀マイナス金利導入、2/16〜…しかし影響は限定的?!
●マイナス金利が、産業活性化に繋がるかの正念場
●バレンタインより、春節セール 2/7〜
●「義理チョコ」やめて「チャリティ募金」
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◆日銀マイナス金利導入、2/16〜…しかし影響は限定的?!
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この件は、否が応でも書いておかなきゃなりません。マイナス金利のこと!
日銀が新たな金融緩和策として、「マイナス金利」を導入しました。おかげで株も上がってますっ! 2/16から開始。銀行が日銀に手数料を払う時代の到来です。
(・・・その昔、公定歩合7%時代から見れば信じられない時代なのかも)
で、このマイナス金利、今のところは、銀行と日銀との間の預金の話で、一般家庭には影響ありません。
マイナス金利になると、銀行は日銀に対して「手数料」を払うことになります。
が・・・・
一般には関係ない=名目上の金利は関係ないとしても、間接的には関係してきます。というのは現在でもすでに預金の方は利息ほぼゼロです。そして、かわりに、預金残高とかローン契約ありなしで、時間外ATM手数料や振込手数料が違うように、あるいは、ネット銀行だと無料で引き出せる回数が制限されているように、預金の大小で口座コストが違うようになってきています。
今後こういうった手数料が、ますます、激しくなると同時に、銀行によって差が付いてくるのだろうな、と思います。
・・・中小銀行・地銀ほか、ピンチ!
で、本題の戻って、マイナス金利の導入! 突然の発表だったので大きなインパクトがありました。株式も債券(国債)も買われました。金融緩和としては大成功!
でも冷静に考えると、今までの政策金利は、0〜0.1%。これをさらに0.1%引き下げたところで、大きな影響は無いのじゃないか、と思っております。
例えば預金。利息なんて、0.03%が0.01%になった所で「利息無いやん」というのは変わらないし、、、
例えば、住宅ローン。今、キャンペーン金利+変動金利だと0.7%台くらいで契約できる銀行が多いですが、この金利が0.1%下がるとどう変わるか?
◆借入金3000万円・返済年数25年=300ヶ月(回) で計算してみると
月々の支払
(年利 0% ¥100,000) ← 利息なしなら、1回10万円×300回ね♪
0.5% ¥106,400
0.6% ¥107,712
0.7% ¥109,034 ← 今の変動金利ローンだとここくらい
0.1%下がったところでそんなに大きな影響はない! と思ってます。
本当は、景気回復・そのために「企業貸出」を増やしたい日銀。でも成長産業がないと貸出は増えません! これ基本です。 マイナス金利も含めて緩和策だけでは景気を支えられない!
・・・いい加減気づけよ!
つーか、政府に本当は言いたいんだろけど言えないんだろうな、日銀。
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◆マイナス金利が、産業活性化に繋がるかの正念場
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残念なことに日銀は、特定の産業だけを優遇するような政策ができません。こちらは、政治家の仕事です。安倍首相と黒田総裁、二人セットで「アベクロライン」なんて言う言葉ができましたが、むしろこれからは、政治の仕事。
なのに最近、三本の矢も新三本の矢も、一億総活躍もどうもはっきりしない。
>>> 政治の限界とは言いたくないし、
やってないとも言いたくない。
でも、はっきりしないのは事実
子ども手当が出来た時、子ども関連企業の株が上がったでしょ・いろんなニュースがあったでしょ。(あの政策が良かったかどうかはとりあえず置いておくとして……)
だから、今回のニュースでは、とりあえず、株式もREITも債券も買われましたが、これらはすべてカンフル剤的作用しかもたらしません。
すべては、これからの成長分野にかかってくる。
じゃあそれは何か? ロボットか先進医療か次世代自動車か、どこかは分からない。でも期待できる!
次に、どの国か? 順当に考えれば、ゼロ金利解除したアメリカにお金が集まるはずですが、そうではないと思ってます。なぜかというと、アメリカ市場より日本市場の方が魅力あるような気がしませんか? それか、もし、中国が盛り返してくれば、「ASEANの株式市場」に流れるか、どっちかだと思ってます。
・・・ここ、根拠、とても薄いですm(_ _)m
アメリカで発明したけど、2番煎じで日本の方が作るの上手♪
・・・これ、昔の家電の歩み
問題は、これから「日本が上手いか・アセアンが上手いか」、どっちでしょう?
インドも手強そうです。←インドの成績優秀者の学費がタダの政策は見習うべきだと思うぞ。
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◆バレンタインより、春節セール 2/7〜
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2月と言えば、バレンタインの季節です♪ が、もう忘れそうですね〜
バレンタイン商戦! 昔ほど活発じゃありません。むしろ、爆買い外国人の「春節セール」の方が目を引きます。明らかに爆買いを意識しているラインナップが増えましたよね。
(京都にいるからそう思うのかも?)
統計を見ると昨年の外国人の動向は、
●訪日外国人旅行者数、約2000万人
●外国人観光客が使ったお金は年間約3兆5000億円。
@ 日本政府観光局 「2015年推計値」2016/1/19発表
@ 観光庁「訪日外国人消費動向調査(2015年速報)」2016/1/19
一方日本の家計。総務省家計調査を見ると、消費支出が多少のプラス・マイナスこそあれ、全般的にはマイナス、もしくは、横ばいです。
「下がっている訳じゃないけど、バンバンお買い物している訳でもない。」
二人以上世帯の平均値は、この数年間を見ると、毎月29〜30万円の消費支出で変化ありません。唯一消費が増えたのは、消費増税前の駆け込み需要くらいであります。
だから、百貨店や商店は、外国人買いに期待をせざるを得ない、という訳。今、日本人が3兆円お金を使おうと思ったら大変ですよ〜(1億人で割ると3万円。家族3人だと10万円近く使うのと同じわけですから・・・)
だから、バレンタインより、春節セールなのであります。
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◆「義理チョコ」やめて「チャリティ募金」
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バレンタインが盛り上がらないので、「義理チョコ」やめて「チャリティ募金」、なるキャンペーンを見かけるようになりました。
数年前からでしょうか? (←ひょっとすると私が知らなかっただけ?)
で、Yahooだと、ネット募金というサイトがあります。クレジットカードや持っているTポイントで募金が出来る。1円からでも可能というのが凄いです。
ネットショッピングで貯まったポイント、それも、数十円のポイント、例えば、「今月末失効するポイントが 55ポイントあります!」 なんていうメールが来ると、以前なら「どうしようもねーな」と放っておくしかなかったのですが、こういうところで使うようになりました。 ・・・ちりも積もれば、山となる♪
ただ、ちょっと趣旨が分からないというか、同じテーマの募金でもいくつも出てきて、例えば、「ペットの殺処分削減の団体」だけでも2つも3つも出てくるし、難民関係だと、同じシリア難民だけでも10〜15くらい出てきて、どれがどう違う団体なのか全くわからないのが難点なのですが、それでも、ポイントを失効させるよりはマシか、という気持ちだけでテキトーに募金しています。
1円であっても10円であっても、自分の意志を少しでも反映させたい、と言えばカッコイイ? でも本心を言えば、Yahooに取られちゃうのは癪だなぁ、みたいなそんな気持ちです。
→ 正直>オレ♪
今回募金の話を最後にちょこっと入れましたが (←ここ、笑ってね♪「チョコっと」
とバレンタインにかけてますから(^_^) )
多くの災害と募金。あるいは、バブルがはじけた、リストラが流行った、リーマン
ショックがあった
・・・これらのことから何を学んだでしょうか?
>2つあります。
「お金がすべてではないということ」と「何をするにもやはりお金が必要と言うこと」。
公定歩合7%の時代ではありません。
↑
(これ今から思えば、濡れ手に粟の時代だったんだと思うよ。)
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
http://www.livelihood.jp/
〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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