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2019/05/06
過去メルマガ2012年9月号~FP竹本隆之
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2012年9月号)
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新学期、始まりましたっ! お父さんお母さん、宿題出来ましたか?
9月に入ったというのに、
『何この暑さ?』
『そうめん、もう食べたくない~』
って感じです。
【今月の目次】
●実家の冷蔵庫、壊れる
●リバイバル作品が大賑わい
●オリジナリティが貧弱になったのか?
●オリジナルな人生の基本は、胸を張って生きること!
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◆実家の冷蔵庫、壊れる
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この暑さの中、実家の冷蔵庫が壊れました。朝から電話で起こされたのです。
「冷凍庫が変。ポタポタ水滴が・・・」
85歳の親から泣きそうな声で電話がありました。でも遠すぎてどうしようも出来ません。そのまま量販店に駆け込むわけにもいきません。なので、ご近所の個人でやっている電器屋さんに電話するように言いました。こんな時のために日頃、少々高くてもお付き合いしている電器店です。
私「どうせ捨てることになるんだし、封を切ってないものがあったら、ご近所に差し上げたら?」
冷蔵庫とかクーラーとか洗濯機とか、いつも、いきなり壊れるんですよね、使いたい
時に限って。というか、スイッチを入れるので壊れているのが分かるのですが。
私も前に経験しました。『泡ついたままの洗濯物をどうしたらいい?』、10分間ほど
途方に暮れたことがあります。
—–
親で後に電話で聞いたら、「電器屋さんを待ってみたけど、即座にこれダメ!」
との無情な言葉だったらしいです。製造14年目らしいので、まあ寿命かと。
「だんだん温まっていく品物も悲しいし、十数万円の出費も悲しいし・・・」
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◆リバイバル作品が大賑わい
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数年前から少し気になっているのですが、リバイバルものが増えていますね。音楽・映画・アニメ等々。昔の曲を別の人が唄ったり、昔の人気マンガが実写版の映画になったり、古いアニメが新たに新シリーズで製作されたり、TVゲームの往年のヒット作インベーダーが復活したり・・・。
こういう流れは一つのマーケティングでしょうから、どういう人をターゲットにしているのかが気になってきます。
『宇宙戦艦ヤマト』の実写版か~、『聖闘士星矢』の続きだと?、こんな話を聞いた時には、1980年90年頃の世代をターゲットにしているのかと思いきや、“NANA”や“BECK”の実写化のように2000年頃の世代をターゲットにしているものも結構あったことに気がつきました。
バイクや自動車の世界でも、名車と言われたモデルを復活リニューアルさせたり、エコ仕様にして復活させたり、もういろいろな世界でリバイバルです。
この流れで行くと、将来、もっと古い作品に目が向けられるはずです。古典です。
京都では少し前に源氏物語がちょっとしたブームになりましたが、こういうやつがもっとブームになる、と思っています。
その下地である、歴史好き人間・考古学ファン・歴ジョ・侍ガール、増殖中です。
戦国バラサも大人気(←どうも漫画・アニメ話題が多いですね(^_^;))。
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◆オリジナリティが貧弱になったのか?
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なぜリバイバルものが増えてきているのか?
その裏側には、オリジナルなもの、新たな創造ができない時代がやって来ているのではないか? こう感じることがあります。少々恐い気がします。
日本の電機メーカーが不振です。かつては【メイドインジャパン】は製造することに長けていました。そして、製造だけではなく、創造もできていました。ソニーならウォークマンやプレステ。シャープならザウルス。どれも当時は、今までに無かったもの、創造物でした。
“つくる”の意味には2つあります。「創造する」と「製造・製作する」です。
前者の【創造】はどんな時でもどんな世界でも原動力になるのですが、この力が最近とてもひ弱になっているような気がします、これでは日本の将来が心配です。
今、アップルが好調なのは、創造する方に力を入れているから、というかアップルは常に“人とのコミュニケーションを『創造』する”ことに力点を置いています。
人とパソコンがiMac、音楽とならiPod・iTunes、人と携帯がiPhone・・・。
そして、創造を重視しているから、それを真似たものには特許を武器に徹底的に対抗する。これは創造=発明を重視しているからに他なりません。それを単純に金の話で決着しようとするから、変なことになるのです。
オリジナリティがあるから、創造ができたから、新規マーケットができる!
今、製造業でもサービス業でもマーケットが小さくなっているので売上げが落ちるのはやむを得ません!なんて普通に言っていたり、感じていたりするはずです。そこで新規のことをしようと思うと、
『マーケットがどれだけあるかわからないじゃないか』
となってグルグル閉塞感の毎日でしょう。
マーケットを創ると書けばなんだか金儲けのように聞こえるかも知れませんが、生活が変化してこそ人々は幸せになれる。江戸・明治・昭和・平成、変化してきたからこそ幸せになってきている、そう思います。
新興国の台頭・発展、これは誰が見ても避けられません。でもまだまだ後追いなのです。日本の中でどう創造性を発揮するのか、創造性をどれだけ取り込めるか、それとも、新興国で新しいものが創造されるのが早いか。これが競争です。
どうも競争というと「まず値段!」、と思っている人が増えているような気がして
なりません。
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◆オリジナルな人生の基本は、胸を張って生きること!
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私の仕事、ライフプランの年ごとのキャッシュフロー表の作成。これを作る時には世の中の年齢別平均給与や職種と、お聞きする話から、10~20年間くらいのグラフを作ります。でもこのやり方があとどれくらい使えるかというと非常に自信がありません。
給料カット1割2割、こんな数値だけならいくらでも書き込めます。リストラ・希望退職で収入ゼロ。表だけならいくらでも作れますが、マイナスの数字が連なります。
生活が成り立ちません。
「お金で幸せは買えません」といつも書いていますが、それとは別問題です。
大卒が、高卒よりも出世する。こう言われていた30年前。しかし今は大学を出ても就職先がない時代。先日の報道では5人に一人が不安定だそうです。
だからと言って、「じゃあ高卒でいいや」と素直には言えないというかむしろ不安定な時代だからこそ、学歴や資格や経験を求めてしまうのは当然です。
でも、50年前なら「生きるために何でもやった」という人が結構いらっしゃると思います。高度成長期ですから、選ばなければ仕事自体はあった時代です。今は仕事そのものが無い時代に入っている、これは恐るべき事です。ついこの前まで3K仕事、なんて言われていたのにそれさえも難しい。
一方で、転職産業や転職情報誌・転職サイトというものが出来てきているのが今の時代で、これは昔には無かったツールです。便利な時代になったものです。でも便利になるのと幸せになるのは別の話。
安定を重視する、時には変化を求める、時には流れに身を任せたり、何が何でもしがみつかなきゃいけない時もある。そんな人生の中で、どんなオリジナリティを取り入れるのか、“自分の人生をどう創造するのか”。これがその人の幸せにつながる、そう思っています。
そんなライフプランを創りたいと思っています。
その昔「冷蔵庫を買えば嬉しかった時代」「自動車を買えば嬉しかった時代」、今はそんなモノに依存する時代ではありません。前にも書きましたが、「胸張って生きる生き方」、お金よりも大事になってくると思います。
その中でどう自分の人生を『創造』するか・プランニングするか?
・・・ということになってくるのだと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
電器メーカーの不況のニュース。シャープ・NEC・ソニー・電力会社・・・私は電気系の学校を卒業したので、先輩・後輩・同級生が一杯いっています。「会社辞めたいんですけど」こんな電話を貰うこともあります。
正直に私の場合(エンジニア時代)を話すとすれば、
「会社を辞めて良かった面もある! けど後悔している部分も一杯あるよ!」
であります。
一つ反省があります。当時は仕事を選んでいたなという反省です。
「営業がなぜ行かない」「技術の仕事だろ」「工場だろ」「総務だろ」。自分が出来る出来ないに関わらず、こんな事をよく思っていました。
何であんなに仕事を選んでいたんだろう? っていう反省です。
今は「人生とお金」についての問題ならとりあえず、何でも来い!出来なくても
頑張ります! こんな気持ちになっています。
まだまだ、暑い日々が続きます。秋の景色と美食を楽しみにしつつ、元気よくお過ごし下さるよう願っております。
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
http://www.livelihood.jp/
〒616-8106 京都市右京区太秦森ヶ西町18-2-406
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