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2019/05/04
過去メルマガ2008年1月号~FP竹本隆之
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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2008年1月号)
(本メールはメルマガ登録の方に配信しております。)
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あけましておめでとうございます。
本年も、なるだけ他のFPには書けない内容・有意義な情報をお伝えする
メルマガを目指して頑張りたいと思いますので、宜しくお願いします。
今回は日本の将来を真面目に考えた「ランキング特集」です。
●一人あたりのGDPランキング 日本は18位
●大学の世界ランキング 東京大学が20位
●高齢化ランキング 日本は1位
◎これから日本株はどうなる?
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●一人あたりのGDP 日本は18位
(OECD30カ国)
一人あたりのGDP内閣府が発表しています。12月26日に発表がありました。
世界中の統計なので少しタイムラグの遅れがあるのですが
1993年には2位だった日本ですが、今や18位に転落です。
【日本の順位】
1980 1985 1990 2000
17位 9位 8位 3位
2001 2002 2003 2004 2005 2006
3位 5位 7位 12位 15位 18位
いろんな国の株価のグラフを見ると簡単に分かるのですが、ヨーロッパも
アメリカも中国・インドもどんどん成長しているのに、日本が追いついていない
という状況ですね。景気が上がらずもたもたしているうちに、だんだん抜かされ
ていったということですが、つまりは国際競争力が無くなってきているということ。
以前に日銀副総裁経験者の講演を聴いたのですが、
「日本は労働人口が減るので、そのうち一人あたりのGDPは上がりますよ」
なんて呑気なことをおっしゃってました。
確かにそう言う面はあるのでしょうが、事態はもっと大変なんじゃないかと
思います。
ワールドワイドの国際企業は、どんどん外国に出て行けますが、中小企業は
そうじゃない。これが全体の国際競争力低下に繋がっているような気がします。
今日本の社長は日本人じゃなくなってますよね。日産はゴーン社長だし、
マツダも代表取締役に外国人がいます。ソニーのCEOも外国人。
中小企業を育てないと。そして、巨大メーカーが外国に流出しないように日本で
モノを作りやすいような仕組みにしないと日本のGDPは上がりません。
本屋さんのNHK語学講座のテキスト、山積みになっていますね。
数が多いのは、やはり英語、それも英会話、文法、ビジネス英語といろいろあり
ます。でもその次に多いのは中国語、会話・入門・応用と3つあります。最近は
アラビア語とかロシア語なんてのもできてますね。
私の好きなドイツ語なんて本屋さんではもう片隅に置かれています。
== 2006年一人あたりGDPランキング ==
(内閣府HP 国民経済計算HPより)
1ルクセンブルク、2ノルウェー、3アイスランド、4アイルランド
5スイス、6デンマーク、7アメリカ、8スウェーデン、9オランダ
10フィンランド、11イギリス、12オーストリア、13カナダ
14オーストラリア、15ベルギー、16フランス、17ドイツ、18日本
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●大学ランキング
日本の教育では、基礎学力の低下が話題になってきています。もちろん、これも
大問題です。偏差値が重視される世の中では、全体が下がれば偏差値が上がって
しまうので、偏差値ばかりに気を取られていると全体レベルの低下が見えてきま
せん。
== アカデミック・世界ランキング ==
(Academic ranking:Institute of Higher Education,
Shanghai Jiao Tong Universityより)
1ハーバード、2スタンフォード、3バークレイ、4ケンブリッジ、
5MIT、6カリフォルニア技術、7,コロンビア、8プリンストン、
9シカゴ、10オクスフォード
日本は20位まで出てきません。
20東京大学、22京都大、67大阪大、76東北大
東大ですら20位。
郵政民営化の次は、大学の民営化だ!
なんて言っている人がいます。だって上の海外の大学ってほとんど私立でしょ。
まだ日本は旧帝大の余韻が残っている。
ちなみに慶応が200番台、早稲田が300番台
優秀な人材がいないと日本は良くなりませんよ。
優秀な人をもっと育てる・平均レベルを上げる。これを同時に出来る
教育制度、それと、教育に関する認識。今日本で世界ランキング上位の大学を
目指す人達がどれくらいいるでしょうかね。
もっと、
「私ハーバードに行く♪」
なんて人が増えてきてもいいんじゃないでしょうか。
行ける行けないはともかく、もう少し身近なものにならないのかな、と思っています。
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●高齢化ランキング 日本は1位
H19.12月の最新データによれば、
日本は先進国で世界一位の高齢化率 21.3%
2位はイタリア 20.0%。
厚労省の2005年のデータで見ると、日本は2位なのですが、、、、
1イタリア 2日本 3ドイツ 4スウェーデン 5フランス
6スペイン 7イギリス 8カナダ 9アメリカ 10オーストラリア
どうやらごく最近1位、2位が逆転した模様です。
この2つの国、人口推計によれば、日本とイタリアは今後20%→36%まで高齢化が
進みます。
少子高齢化、おそらく聞いたことがない人はいないと思いますが、言葉だけだと
なかなか実感が沸きませんね。こんな感じです。
昼間にスーパーなんかに行くと、高齢者の買い物風景が目に入ります。
小さい子供を連れたお母さんより多いです。
確かに、孫の世話を祖父母がしている、なんて良く耳にします。
私の回りにも新幹線に乗って孫の世話にしに行く人、毎日送り迎えしてい
る人、結構いろいろいらっしゃいます。
高齢化率が高くなるということは、私が年金を貰うような頃には、今の2倍
高齢者が目立っている社会、高齢者の数が2倍になるような感じですね。
今出生率が上がっても成人するのは20年先、だから30年は続きます。
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◎日本株はどうなる?
前代未聞の少子高齢化と安定成長になった日本を考えると、正直、社会福祉財源が
厳しいのが日本の現状です。給料も年金も上がらない、物価だけが上がる。
こんな悲観的観測もかなりあります。
でもGDP全体では世界2位。日本もまだまだ捨てたモノじゃありません。
日本のロボット技術・バイオ技術は相当優位な立場でそう簡単に他国がまねできる
技術じゃありません。他にもいろいろ優れたものがあるでしょう。そして、何よりも
アメリカと渡り合ってきた日本ですから、インド10億人、中国12億人、
(ちなみに世界人口67億人)とも渡り合って、アジアの中で確固たる地位を得られるはず。
最近、エンジニアの友人、知人には「会社のためじゃなく国のために働け!」って言ってます。
そうしないと日本株が上がらない。。。。
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ライブリフッド プランニング (竹本隆之)
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